浮遊する無名作家の浅慮

時間が足りない。『子育て』という圧倒的な壁。





実は最近、とても悩んでいることがあります

それは……


時間がない!!


はい、今回の記事は別に何を解決する訳でも、何を紹介する訳でもない、純粋にただただ管を巻いたカンジの記事になります

果てしなく時間の無駄なので、もう暇で仕方がないという方意外はバックプリーズ!!

私は一応これでもシステムエンジニアの端くれでして、小さな会社で企画・開発・そして消防隊(※トラブルが起きた時の火消し要員、すなわちジャンピング土下座特攻隊長)をやっておりました

最近はなんだか妙に評価が上がって、部長職なんぞやっている訳なんですが、そうすると下に沢山の人間を抱える事になったりもするわけなんですね

そこで発生する問題が


教育どうすんのよ!!


沢山といってもそれは比率のお話で、超・少数精鋭の零細企業に勤める私は、会社単位での明確な指導・教育方針なんて無かった訳なんです

そこで、まあ学校の先生に人脈があったりもしますので、ちょいちょい話を聞きに行ったり、真似したりしながら、教育テキストなんかを書いていたりするんですね

調べて、勉強して、参考にして、新たな資料をつくります。

そうすると何が起こるかと言いますと


小説を書く時間がない!!


これまでプロット込で年間平均100万文字の小説を書いていた私が!!

それを5年以上続けていた私が!!

このタイミングにきて時間がない

しかも、そんなこんなで仕事の時間がプライベートも汚染していく中、子供なんかが産まれちゃったりした訳なんですよ

子供ってすごいですね

ようやくつかまり立ちを覚えて、もうつかまり立ちが楽しくてしょうがない

そうすると何が起こるかと言いますと


家にいると掴まれるんです足を


子供が起きている時間、私が家にいる時間、ほぼずっと掴まれているんです足を

床に座ると登って来る訳なんです、太腿を

踏まれるんです股間を

これは痛い

まあ股間はいいとして

椅子に座っていると、何しろ私の足を掴んで立ち上がろうとするもので、それがもう背中からバッタン倒れるんじゃないかと思ってもう気が気でない


まるで集中できない訳なんですよ、小説なんて


じゃあ寝てから書くかという話なんですが、どうもお子さんの眠りってとても浅いみたいで、カタカタやっているとタイピング音で起きちゃうんですね。そんなに大きな音ではないのですが

まあ、四六時中鳴ってるしね……

実家に居た頃はよく、家族から苦情が来ておりました

きっと11ヶ月になる息子もこう思っている事でしょう


「親父、うるせえな……」


仕方がないからプロットだけ考えるという方針を取っているんですが、それだといつまで経っても作品が完成しない訳なんですよね

以前は1ヶ月プロット→2週間タイプ→1週間修正で、概ね2ヶ月くらいで文庫本一冊分程度を書き上げるスピードで書いていたのですが

少し気になって、休日1日かけて小説に本気で集中した結果、どの程度進んだのかという事を測ってみました。

その結果



20文字



12時間以上

家事・育児・仕事を除いた時間を全て投入し

全力で小説に集中した結果



20文字



冗談よしてくれよと思いました

休日だけ執筆に当たるなら、1ヶ月8日計算で160文字

1年だったら12ヶ月で1920文字

400字詰めの原稿用紙5枚


1年で5枚……


小学生の夏休みの読書感想文だって、もしかしたらもう少し書いているかもしれない

そんな、そこはかとない絶望感に

今、打ちひしがれております


しかし、実は最近、80%程度書き終えた小説があります

2019年頭から頑張って書いてきた小説です

どうやって時間を捻出したか!!


睡眠時間を削りました


2時間くらい……

長く気を付けていたコーヒーもこの1年間飲み放題

そうしたらですね、今年に入って花粉症が超絶悪化

結構アレルギー体質なんですよね。おかげで成人喘息も超絶悪化

経口ステロイドにも手を出すハメになり、みるみるうちに顔の形が変わりました

※ムーンフェイス、中心性肥満という副作用です

仕事も出られないし、インフルにもかかるしで

やっぱり無理はするものじゃないですね。


今はカフェイン断ち・睡眠時間確保・糖分制限・小麦制限で、必死で副腎を回復させております。

おかげで少しずつ回復中

漫画家って激務だって言いますけど、なんだかその気持ちがよく分かったような気がいたします。

でも何もしなければ、収入も増えない

家族が支えられないわけで

お父さんって大変!!

とりあえず、小説は全然お金になっていないので、一旦お休み

でも人生で一度くらい、出版してみたいのです……

新作公開はいつになるんでしょうか。

ではでは、お後がよろしいようで。


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