浮遊する無名作家の浅慮

英語の音読。『リスニングドリル』というアプリが素晴らしすぎる。

英語の音読。『リスニングドリル』というアプリが素晴らしすぎる。


英語の勉強において最も重要だと言われているけれど、実践するのは意外と面倒な項目。

それこそが、『音読』ではないでしょうか。

私は『瞬間英作文』をこなして以降、この『音読』に手を出すのがとっても億劫でして、これまで英語学習を保留にしておりました。

そりゃあ、ただ単純に英単語を読み上げるだけで良いのであれば、難しい事は何もありません。……しかしながら、実際に音読を行うためには、以下のような手間があるものです。

・元となる学習教材(音声)の選定
・音声を文に起こす
・その英文を文法として完全に理解する
・音声をCDまたはインターネットなどの媒体から、手元のプレーヤーやスマホに移動
・初めての音読開始

英語の勉強とは関係のない手間が結構あるんですよね。

しかも最初に文法や単語を理解するために英語の文章を書き出すのですが、音声を聞いただけではどのような単語が使われているのか分からない。

かといって、英文が始めから書き起こされていて音声になっているものを、音楽以外に知らず。

学習教材もあるけれど、内容に興味が湧かないとどうしても面倒になってしまい。

字幕付きの映画でも良いけど、テキストに起こすのはやっぱり面倒だなあ……。


電車の中で手軽に勉強できなきゃやれないぞ!


そんな、圧倒的に怠惰な学習生活を送っていた私。いやー。仮にも語学を学ぼうという人間が、こんな姿勢で良いのでしょうか。


しかし、様々なページで指摘されている通り、『瞬間英作文』だけで英語を話せるようには……中々、なりません。

そんな訳で、色々な情報を模索していた所、私はこの『リスニングドリル』というアプリに辿り着きました。


これはすごいんですよ。電車で音読がこんなに楽にできるようになるなんて。

ということで今回は、このアプリの素晴らしさをご紹介させて頂ければなと。




英語・日本語同時字幕。しかも1文ごとにスクロール。

まずですね、アプリを開いて動画を見た時の、この表示に感動してしまいましたよ、私は。

リスニングドリル動画再生画面
見やすすぎる内容。

英語・日本語同時字幕。こんな機能が欲しかった。


これなら何を言わんとしているのかはすぐに分かりますので、分からない単語を読み解くのもスムーズですね。

なんと日本語字幕だけではなく辞書機能も付いていて、テキストに登場する単語はすべてこのアプリ内で調べる事ができます。

リスニングドリル辞書画面

そして、文章をタップすることで何度でも、該当の文から音声を再生する事が可能。

この機能がとても素晴らしく、「……あれ? 今、なんて言ったのだろう」といった時にも、一時停止→巻き戻し→再生、といった手間を完全に省く事ができます。


まったく100%、音読の勉強のみに集中することができるんです!


なんて素晴らしい。こんなアプリがあれば、音読も決して苦ではありませんよ、ええ。

再生速度も変更することができますので、たとえば聞き取れないほどに速すぎる喋りに遭遇した場合でも、再生速度を下げることで聞こえるようにする事ができます。

動画の内容も、面白いプレゼンテーションが沢山揃っている『TED』です。これなら飽きませんよね。

音読にかかる学習以外のストレスを、極限まで無くす事に成功。そして、電車の中でも学習ができるお手軽さ。

いやー。素晴らしいアプリに出会えました。


テキストのメール送信もできる。

そしてこのアプリ、文章だけをメールで送信することも出来るんです。つまり、音声を聞かずに一気に音読する事もできると。

リスニングドリル動画選択画面
『STUDY』ボタンをタップして、
リスニングドリルEメール送信画面
『E-Mail』ボタンをタップ。
英語・日本語字幕を同時に送る事ができるのも強みで、予めメールで送っておけば、電車の中で無駄なパケットを使う必要がありません。

格安simを使っていると気になるんですよね。パケット……

動画を使い、実際に音声を聞きながら音読する事も大事ですが、文法や発音の分かった文章を自分の言葉でゆっくりと、話すように音読する練習も必要だと言われますね。

『瞬間英作文』でも有名な、森沢洋介さんの『英語完全上達マップ』によりますと、音読は以下のようなステップで行うと良いようです。

音声を再生し、テキストを見ながらのリピーティング…5回
テキストだけを見ながら音読…15回
音声だけを聞きながらリピーティング:5回
音声を再生しっぱなしにしてのシャドーイング:5回

これだけの数を繰り返し、再生しながら音読するという事のようです。(しかもこれは1サイクルで、それぞれの回数を減らしながら、このセットを何度も繰り返すんだとか!)

その中でもひときわ回数が多いのが、テキストを見ながらの音読。

ここのパケットを必要としないのはやはり大きいと思いますし、動画を表示するスペースが無い分文章の表示量が多いので、前後関係をより意識しながら勉強することができます。

なんて便利なんでしょう……!





……ということで、ざっと見てきたものでございますが。

長期にわたって利用するものだと、少しの手間が大きな手間になってしまい、無駄な時間を増やす事にも繋がります。

これだけの多彩な機能があれば、ひとまず学習で苦労することはなさそうです。

何より、電車の中でもお手軽に勉強できますしね!

忙しい社会人にはうってつけの勉強法なのではないでしょうか。

そんな、リスニングドリルを使っての勉強を始めて早数日、私はとある事に気が付きました。


「瞬間英作文をやったのが前過ぎて、文法を覚えていない……」


三日坊主にならないよう、気を付けていきたいものですね。

お後がよろしいようで。


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