勉強、お好きですか。……いやー。私はですね、ぶっちゃけそんなに好きではないです。自分の頭に新しい知識を仕入れるのって、結構体力使うじゃないですか。
だから頭に入りやすそうな、割と好きな分野の勉強ばかりしてきた私なのですが。……近年ですね、非常に困っている事がございます。
それは、『勉強する時間が足りない』ことです。
やはり仕事こそが、最も出遅れてはいけないものだと思うところで。今の所、仕事に関する勉強が中心になっているのですが。
そうすると、一応素人に毛が生えたような知識でありながらも、IT分野で働かせて頂いている私としてはですね。社会人としての知識+IT分野、という組み合わせになる訳なのですが。……これが、とてつもなく範囲の広いお話でして。
勉強するのが遅いもので、次々と新しい事が登場してしまい……結果として、その範囲がどうしても広くならないのです。
それでは、どうやって効率よく勉強しようか? ……と。今回は、そんなお題でございます。
勉強とは、先人が会得した知識をお借りすること。
いよいよAI市場も本格化しそうで、仮想通貨とブロックチェーンも絶賛大フィーバー中ですね。いえ、価格が上がっている下がっている、という事ではなく、世間への浸透率がすばらしい。世間に浸透し始めてから勉強するのでは既に遅い、という事は重々承知しながらも、今頃そんな知識に手を出している私ではありますが。
勉強とは、先人が会得した知識をお借りすること。つまり知識をお借りすることによって、同じように技術を会得しよう、という事だと、私は認識しているのですが。
これが本や講義などで容易に教えて頂ける程度の知識では、技術には昇華されないのですよね。
技術を会得するためには、多くの場合は知識だけではなく、先人がどのようにして技術を身に付けたのか、その歴史を知る必要がある事が多いです。
しかし、それは先人が悩み、技術を創造した事と同じ道を辿る事になります。……知識のアドバンテージがあったとしても、この部分にはどうしても、時間を掛けなければならない。
学校の英語教育を知っているだけでは英語が話せるようにはならないように、インプットには必ずアウトプットが必要で、これがセットで初めて技術になるのですよね。
故に、時間が足りない。そのような現象が起こっております。
一番の近道は、『範囲を絞る』事だろうか。
さて、インターネットを通じて情報が拡散され、情報を知り得る頭の良い方が爆発的に増えた事によって、様々な分野に長けた先人の『開発力』もまた、凄まじい事になっております。様々な情報を集約し、ある種の統合体になり、その知識と技術を応用して新たな企画を生み出していく強者が、驚くほど『たくさんいる』こと。
WEBが登場した事によって、時代は大きく変わりましたね。
それは経済を加速化させ、更に高度な技術を会得していく。言わば、技術の『鉄道化』のような事が巻き起こっているのだと。
より速く、より短い時間で、より遠くへ。
そんな時代の流れに乗り遅れてはならないと、思う訳なのです。……しかし、これだけの人々が走っていく中、興味のあることすべてに全力でコミットしていては、時間が足りないのです。
それでは、一番の近道は『範囲を絞る』事でしょうか。
……これは、ひとつの正解かもしれません。
最速で成長していく技術の最先端にいるのは大変でしょうけれども、それをやるだけの価値があります。未開拓の分野を開拓していくのは胸が躍りますね。
技術は及ばないけれど、知識と知識を繋ぐコネクタ。
または、逆に広く、多くの知識を獲得して、知識と知識の間を繋ぐコネクタのような人間になるか。プロフェッショナルには一歩及びませんが、その時間で沢山の広い知識を持つようにした人間は、プロフェッショナルとプロフェッショナルの間を繋ぐ役割を果たすことができます。
情報を拡散するインフルエンサーと呼ばれる人たちと、同じポジションかもしれません。
……結局のところ突き詰めていくと、この時代を生き抜くためには、どちらかしか無いと思うのですよね。
ならば、今のうちに自分がどちらの方向でやっていくべきか、考えておく必要があるかもしれませんね。
ただなんとなく勉強していただけでは、どれだけ勉強しても『勉強不足』になるのは間違いないのでしょう。だとすれば、一点突破するか多くの技術を集めるのか、どちらかに長けていなければ話が始まらないのではないでしょうか。
どちらにしても、最新の情報を得て、より多くの、より深い技術を身に付けて行かなければならないのは同じなのですが。中途半端になるのは、もしかすると良くないのかもしれませんね。
一点突破できないプロフェッショナル、技術を繋げないコネクタ……そうなってしまうと、せっかく鍛えた知識や技術が活かされない結果となってしまうかも。
……私も、肝に銘じておきます。
ただ言われるままに仕事人として働いていたのでは、将来どころか今の生活すら怪しく……手を動かすだけの仕事は、どんどん機械に取って代わられてしまっていますね。
頭を使わないと勝てない時代になってしまったと、痛感しております。
私としては、これまでは零細企業を支えて支えてここまで走って来ましたので、そろそろ外に目を向けないと……会社の中だけで通用する人間になってしまいそうで。
いやー。中々どうして、うまくいきませんね。
取り急ぎ、ひとまず会社は(今この瞬間は)このまま進んで行けば良いとして、私は次の商品を考えて施策を打つ手を休めないようにして行きたいと思っておりますよ。
一日が30時間くらいあったら嬉しいんですけどね。
お後がよろしいようで。
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