浮遊する無名作家の浅慮

Bluetoothイヤホン、フルワイヤレスにするか? コードを残すか?

Bluetoothイヤホン、フルワイヤレスにするか? コードを残すか?


先日ですね、某ヨド○シカメラの店内をぶらついていたら、ふと買いたいモノがあった事を思い出しまして。

そうだ、イヤホンが必要だったんだ、と。

店に来るまでは気付かないのに、店の中を歩いていると思い出す。そのような経験はございませんでしょうか。

私の場合は、以前使っていたBluetoothのイヤホンが壊れてしまいまして。暫くの間、巻取り式のごくごくフツーの耳掛け型イヤホンを利用していたのですが、若干の不満がある状況でした。

イヤホンは首。スマートフォンはズボンのポケットに入っていて、コードがだらりと伸びている、という状態であると。

こうなるとですね……私の場合、色々な所にコードが引っ掛かってしまうのですよね。

特に通勤中、肩掛けカバンの左右への掛け替えすら満足にできないという状況に陥ってしまうもので。それはとても肩がこるので、どこかイヤホンを使うのを敬遠しておりました。
※単に装着する時の順序を考えていないだけです。

自然と、音楽も聴かなくなっていたという。

そこで、丁度○ドバシカメラに来た事をきっかけに、ワイヤレスイヤホン、つまりBluetoothを利用して、音楽を都合良く聴くことのできるイヤホンを探すことに決めました。

最適って大事。

店内をぶらぶらと歩いていると、ふと目に留まるものが。

それを見たとき、私は思いました。

えっ……? これ、耳栓じゃないの……?

このページに検索で来られるような方は既にご存知かとは思うのですが、私はこの時、初めて『フルワイヤレスイヤホン』という存在を知ったのであります。

そこで今回のお題は、「Bluetoothイヤホン、フルワイヤレスにするか? コードを残すか?」という、若干某アニメーション制作会社の映画っぽい雰囲気でお送りさせて頂きたい所存であると。やはりそこではないかと思い。



 ところで、Bluetoothって音質悪いんじゃないの?

少し蛇足になってしまいますが、私がBluetoothのイヤホンを好んで使っていた頃、Bluetoothは音質が悪いというのが通説で、やはり使っている方は少ないという現状でございました。

はたして音楽を聴いているのか、はたまたゆっくりボイスを聴いているのかも定かではない私にとってはですね、こちらの課題は正直、まるで問題にはならず。若干ドヤ顔でBluetoothを使っておりました。

音質が一切気にならない。こんな時、バカ耳というのは或る意味便利とも言えるのではないかと。さすがにそんな事はないですね。

ということで、少し調べてみましたよ。

デジタル世界における音質といえば、やはり音声コーデックが問題ではないかと。そこで、Bluetoothが現在扱えるコーデックの種類を確認してみました。

あ、ちなみにですね。音声コーデックというのは、プログラムで音声を再生するための種類のようなものだと考えて頂ければ、まあ当たらずとも遠からずという所ではないかと。

・SBC
Bluetoothの最も標準的な企画。音質は正直、期待できないとのこと。
・AAC
iTunesなどで使われる方式。音質が良くて、iPhoneでも対応。
・apt-X
CDの原音に近い程に音質が良いとのこと。
・LDAC
ソニーが開発したらしく。なんとも、とても音質が良いらしいのですが。

なるほど。AACが使えるという事であれば、音質の面では問題がなさそうではありますね。ぶっちゃけた話、私には音質の違いはよくわかりませんが。

どうもですね、Bluetoothの音質が悪いというのは、過去の話なようでして。時代に合わせてBluetoothもバージョンが上がり、対応できるコーデックも増え、改善されているようなのです。これは朗報ですね。

どうしても有線とは違って物理的に接続されているものでは無いですから、極稀に音が飛ぶ、という事はあると。そういった現象がそれ程気にならないレベルであれば、使用感としては合格なのではないか。私は、そう考えました。

後は、無線だとどうしても遅延するものだということで。こちらも普通に使用する分には問題ないように感じましたが、ゲームをやる方などは意識されると良いのかもしれません。



 フルワイヤレスイヤホンとの出会い。

ということで、私は音質などはかなり鈍感なものですから、これはBluetoothを積極的に使用していった方が良いのではないかと思い、イヤホンを探しておりました。

そうして、目に入ったのが完全独立型。


そう。フルワイヤレスイヤホンとの出会いでございます。

見た目は完全に、ただの耳栓ですね。
※そんなことはありません。

先日飛行機に乗った時、気圧調整機能付きの耳栓を使った記憶が蘇ります。やはり、これは耳栓ではないか。しかし、そうではないと。

首の裏側へと通すコードすらなく、ただそれを耳にはめるだけ。まさか、このようなイヤホンまでもが登場していたとは。

やはり、新しく発見したものには心躍ってしまう私ではございましたが。Bluetoothのイヤホンを探しには来たけれど、ついうっかりフルワイヤレスのイヤホンにしてしまった、というのはどうだろうか。悪くないのではないか。そのような迷いが、私に訪れました。

コードを挿して充電するタイプもありましたが、やはりこの……台の上に置いただけで、スタイリッシュに充電するタイプのものがカッコ良いですね。

なんというか、若干近未来的ではないでしょうか。携帯電話もホログラムで相手の姿が映し出される的な。もしかしたら、某青色の猫型ロボットが開発される日も、そう遠くはないのでは。

そのような事を考えながらですね。やはり私も、時代の民。流行には乗らなければ損ではないかということで、今回購入したイヤホンがですね。こちらになります……!!

どうぞ!!

MP-BH053AB


……はい。

フルワイヤレスではありませんね。



 フルワイヤレスにしなかった、本当の理由。

さて、色々調べてはみたのですが。今回はですね、別にフルワイヤレスでなくても良いのではないか、という結論に達したものでございます。

その理由をざっと書き出すと、2点ほどありまして。

・値段が高め。
これはもはや致し方ないと思う所でもあるのですが、やはり最新のものは値段が高く。そんなに沢山の機能を望んでいる訳ではないのですが、「良い物だよ!」と言われているものは、全体的に高額でした。

確かに安いものはあるのですが、それ相応に質が悪いとの感想が目立ってしまうと……音質は気になりませんが、音が途切れてしまうというのは少し困ってしまいますね。

・ペアリングが切れて、片耳だけになるとの報告があり。
こちら、どうやらBluetoothで独立された2つのイヤホンに音を流すためにですね。以下のような手順でペアリングを行っているようなのです。(ペアリング=接続とお考え頂ければと思います)

音源と片耳のパーツをペアリング→音源とペアリングしたパーツに、もう片方のパーツをペアリング

この2重ペアリングがどうも中々、難しいようで。ともすれば、片耳になってしまうようなのです。

接続が面倒なのは良いとしても、途中で片耳になってしまうのは……煩わしく感じてしまいそうだなと。



……と。以上の理由から、私はフルワイヤレスイヤホンの購入を諦めました。

そもそも、そこまで拘っているものではないのです。スマホから耳までの長いケーブルが無くなれば、私としては本望ですよ、ええ。

今回のMP-BH053ABもですね、コーデックこそAAC/apt-xに非対応との事なのですが、音質はかなり良いとのことで。コストパフォーマンスは高いとのレビューを発見して、購入するに至ったのですが。

それはどうやら本当だったようで、音はかなりクリアに聴こえてくるように感じます。Bluetoothである事を感じさせませんね。前はひどかった。

紆余曲折ありましたが、最終的にはこれを購入して良かったな、と。フルワイヤレスイヤホンがもう少し機能改善&低価格になるまでは、これを使っていて良いかなあ、と思わせる一品でしたよ。



ということで、「Bluetoothイヤホン、フルワイヤレスにするか? コードを残すか?」という問い掛けにつきましては、筆者としては『コードを残す』という選択になったものではございますが。

やはりフルワイヤレスの機能自体は魅力的だなあと感じるものですから、もう少し商品のニュースを追い掛けていきたいなあ、とは考えております。

しかし、イヤホンも日々進化を続けているのですね。中々ミーハーになりきれない私ではありますが、前にBluetoothイヤホンを探した時とは、かなり事情が違っておりましたよ。

価格も2千円を切るもので、お手頃ですね。イヤホンのコードをなくしたい! と思った方は、一度試されてはいかがでしょうか。

そこで私は、新たな問題に直面するのでした。



聴きたい音楽が、スマホに入ってない……!!



お後がよろしいようで。






フルワイヤレスなら、こちらが中々に評判が良いようす。私はまだ試していませんが……。



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