浮遊する無名作家の浅慮

北海道で、「マジおこっぺ」と叫ぶ。

北海道で、「マジおこっぺ」と叫ぶ。


さて、7月もそろそろ半ばに入ろうかという昨今ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私と言えばですね、7月前半は世にも珍しく、営業関係のお仕事で北海道の方に短期出張をしていたものですから。これはですね、やはりジンギスカンではないかということで。

1192つくろうジンギスカン。

何しろ小さな会社でやっているものですから、普段は技術開発が中心の業務だったとしてもですね。たまには営業のお仕事が回ってくる事もございます。これはなんという、新しい刺激でしょうか。これで私もまた一歩、前進――でも、出張は正直体調が悪くなるので遠慮させて頂きたい。

そう、やはり季節は巡りですね。ふとそんな北海道から戻って来た時には、関東は真夏に突入しておりました。

うだるような熱気の中。32度って何ですか。三角定規の一番鋭い角よりも角度付いてるじゃないですか。そろそろケイデンスを上げなければ小野田くんも登れませんよと、そんな事を考えながら、思った事は一つです。

まるでトレードをしていない……!!



 やはり、トレードするためにはPCが必要ではないか。

ホテルに居るとですね、やはり活動は限定されますよということで。

仕事の合間に飲みに行き、ラーメン、寿司、餃子、ジンギスカンと北海道を堪能していた私ではありますが。あ、ちゃんと仕事はしていましたよ一応。一応ね。アイスはやっぱりスノーロイヤル。でも個人的には、おこっぺ牛乳で作ったおこっぺソフトが美味しかった。

うーん、やはりですね。出張に行くからには、美味しいものを食べなければ。特に日当など沢山出る訳でもありませんし、別段評価が上がったりもしない訳なのですから、出張などというものは、ただ行って帰れば疲れるだけなのです。バランスが大事ですよバランスが。

おやっさん、ビール!!

……と、普段は精々5千円かそこらの安いホテルに泊まり、逃げるように関東へと舞い戻る蝉のような人間の私が遊び回っているのもですね、実は少し理由がありまして。

とあるお客様とのお仕事が成功し、会社にそれなりのまとまったお金が入ってくるのだということで。普段ふざけた事ばかり書いている私ではありますが、一応仕事は少し真面目にやっておりました。

単発のお仕事にしては、随分とまとまったお金が入って来る、ということで。社内にも僅かな活気が……あるのか? まあ、あり。

この出張は、そのまとまったお金が入ってくるお仕事の最終段階なのです。良いじゃないですか、たまには少し贅沢をしても、ねえ。

嫁さんを連れて行き、私の代わりに贅沢をしてもらいます。

いつも私のせつなく薄い給料に文句のひとつも言わず、毎日ご飯を作ってくれる嫁様に。たまには少し、羽根を伸ばして頂きたいと。そのような想いもありました。

まあ、そっちは勿論経費にはならないので、普通に持ち出しなんですけどね……

ついでに言うと、別にこのお仕事で私の懐が暖かくなる訳では……

……。

悲しい話はやめましょう。

とまあ、そんな事があったので、まるでチャートには触れない日々が続いておりました。

後で見て、まあやらなくて良かったな、とは感じておりますが。



 そして普段の日々に戻る。

ようやく関東にも戻って来ましたということで、ブログなど書いている私ではありますが。

やはりですね、このような事を思う訳です。

別段人生が長い訳でも無いのですから、楽しまなければ損だと。

私はですね、周囲からドマゾと呼ばれる位には、痛い思いに自ら飛び込んでいく習性があり。やがてその痛みが快感に変わる日もそう遠くないのではないかと。

ジリジリと肌が骨が焼けていく感覚に耐えながら、勝利の瞬間に手を伸ばすあの感覚が好きなのだと。

駄目なやつではないでしょうか。

しかしですね。そのように四六時中気を張っていては、疲れてしまいますよね。

やはり私にも、必要な息抜きはあるのではないかと。

恋をしたのだ。そんな事は、全くはじめてであった。

そのような事もあるのだと。

やはりここは太宰であると。

ところで、出張から帰って来るなり仕事に戻っている私ではありますが、ようやく安心できる場所に戻って来て張り詰めていた緊張が解けたのか、ここ最近は一日中眠くて仕方がありません。

それがどの位のレベルかと言いますと、7~8時間の睡眠時間を取っているにも関わらず、人と話している最中にも眠ってしまうほどの眠気。もはやこれは過眠症ではないかという。

いえ、営業のお仕事では寝ませんが。

本当に過眠症だとまずいので、少しばかり生活リズムを正して、健康を目指さなければなりませんか。

普段、遠方に出る事など殆どありませんからね……。

某カウボーイ人形も言っていたように、やっぱり人はおうちが一番。古巣に帰るとは言いますが、落ち着いて安心できる場所があるというのは良いものです。

出張ばかりしている営業職の皆様には、本当に頭が下がるばかりで。



ところでですね、冒頭でも触れた『おこっぺソフト』、北海道興部町が牛乳の産地ということで、これはやはり食べるべきではないかとの事だったのですが。

これがですね、非常に濃厚。ただのソフトクリームだと思う事なかれ、これ程に味の違いを実感できるソフトクリームもそうは無いのではないでしょうか。

やはり、マジで味の違うおこっぺソフトであると。おいしい。

私の個人的にはですね、これを機に「マジおこっぺ」という言葉を流行らせようと考えているのですが、別段きっかけもある訳ではないので、これが難しいと。

まだ食べた事の無い方は是非一度、食べてみて頂きたい。

マジおこっぺ。

お後がよろしいようで。


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