浮遊する無名作家の浅慮

トレードスタイルの改良について。

トレードスタイルの改良について。

しかしながら、季節も梅雨に入ろうかという昨今、いかがお過ごしでしょうか。

私と言えばですね、いよいよ5月病も進化を続け、6月に入ったと言うのにまるで物事に対する気力が湧いて来ませんよ、ええ。やはりこれは、改めて病気なのだと思い知る限りでございます。仮病という名の。

それはそうと、2017年に入ってからというもの、無事に(?)FXトレードの方は月単位で負ける事は殆どなくなり。今度はどうやって勝つ量を増やして行こうかと、そのような事を考えている状況ではあるのですが。

そんな事を考えている間に、また負け組に戻る可能性も多々ございますが。

ところで、5月中旬~末にかけて、相場はロクな動きをしてくれず。勝ちもしなければ負けもしない状況が続いていたのですが、6月に入ってからまた動き始めましたね。トレード記録もまた付けていきましょう。

おっと、話が逸れましたよ。

今回はですね、『トレードスタイルの改良』について、お話できたら良いなと思い。

あ、ところで私はスキャルパーです。正直、スキャルの事しか分かりません。


 そもそもトレードって、どうやって上手くなれば良いんだ?

これですね、私は随分と長いこと――具体的に言うと2年位ですか。どうしたら良いのかまるで見当も付かず、悩んでおりました。

つまりですね。そもそもそのトレードスタイルが良いか悪いかも判断できていないのに、これは『改良』もへったくれも無いのではないかと。その段階に居ないのだよと。

所詮我々にとってのチャートなどはですね、正直、意識高い系を演じるためのツールでしか無かったと。

そのような事を考えている方もですね、これは少なくないのではないか。少なくなくないのではないかと。

私もそのような事を悩んでいたものですから、これは一体どのようにすれば勝てる理屈が手に入るのか分からない。相場観というものを養えと言いますが、そもそも逆さに見たら良いとか、そういう事ではなかったと。

しかしですね、これは真面目な話、逆さに見るのと同じ程度の発想しか、私には持てなかったのですよ。

MACDやらボリンジャーバンドやらをこねくり回してもですね、私の場合は中々、勝てるようにはならなかったと。

では、どうしたら良いのかと。

そこで私はですね、原点に立ち返る事にいたしました。

原点とは即ち、誰が売り買いをしていて、ですね。どこから売り買いをしているのか、ということです。

誰が、というのはですね、これはインターネットを調べれば、様々な情報を手に入れる事ができます。どこから、というのはですね、これはなんと、チャートに書いてあります。

そして、まあ他にも情報があると言えばあるのですが……世界の投資家達と対等に戦う為に遜色なく手に入れられる情報というのは、これだけではないかと思ったのですね。

ニュースなどは、我々一般人の所まで落ちてくるのに時間が掛かりすぎてしまいますし。その間に売り買いがされれば、それは有効な情報ではなくなってしまう事もございます。

いやもう、ファンダ攻略が上手い方などもいて頭が下がるばかりなのですが。私の場合、ニュースなどの情報はトレードにおいて、使いこなせそうになかったと。

しかしですね、唯一対等なスピードで、手に入れられる情報があると気付きました。

それが、『どこから』『いくら』売り買いがされたのか、ということです。

やはり、これを利用しない手は無いのではないか。

そして、世のテクニカルを利用して利益をあげている人というのはですね、これらの情報を有効活用して勝っている方も、やはりいるのではないかと。

よし。ならば私も、そうしよう。

という事でですね、雀の涙のような資産を手に、私はどうにかして相場の世界に説明を付けてしまおうと、あれこれ模索を始めたのでした。

なんと、今も雀の涙ですが。


 ようやく勝ち始めた……のだろうか?

これはもう、2017年に入ってからのお話なのですけどね。

なんとなくアレコレ考えて試していた事が、ある時ふと、するっとひとつに繋がったのですね。

ああ、ああ、なるほど……これなら、説明が付くかもしれない。そうか、だから上手い人のトレードを見ると、ここで売り買いしているのか。わかる気がする、と。

そんな気付きをきっかけにして、急に成績が上向いてまいりました。つい最近の出来事なので、まだ本当かどうか、自分でも半信半疑なのですが。

何しろ、あれだけ意味不明だったチャートの動きにですね。説明が付けられるようになってしまったと。ラインブレイクも逆張りも、発想は同じなのではないかと。むしろ、順張りも逆張りも、発想は同じなのではないか。

チャートのどの部分を注視して見れば良いのか、そこにお話は集約されていくのではないか。

『どこから価格が動き始めるのか、自分なりの説明が付けられる』。こうなって初めて、『では、どこからその波に乗れば良いのか』『どういったトレードにすれば、利益が最大化できるのか』という問題に辿り着く、と。

やはりここが、改良の部分なのではないかと。今では私、そのように考えております。

よくトレードの上手な方が『自分で考えなければ答えは出ない』と申しているような気がいたしますが、まったくもってその通りではないかと。

人の真似って、できないものですね。

私もまだまだ未熟な身ですので、自信をもってこう、とは言い切れない面があるのですが……成績を見ているとですね、徐々に上昇トレンドを描いているような気がいたしますので。

考える事はやはり、ここではないのかと思っております。

これから先、退場するほど負けなければ、のお話ですけどね!



ということで、我々のようなトレーダーのタマゴはですね、まずは『どこから価格が動き始めるか』『どこで相場が折り返すのか』といった2つの問い掛けに、共通する解答を見出す事からスタートなのではないかと、そう思うのですが。

私もやはりですね、負けが続いた時などは不安になってしまい、枚数を落としたりという事もありますので……人間的にメンタルを壊さない範囲で、徐々に徐々にトレードスタイルを改良しております、といったところで。

自暴自棄になって無茶なトレードをやりさえしなければ、いつか逆転のチャンスが来ると。

そう信じて、トレードする事にしております。

やはりですね、どんなに資産が雀の涙でも、夢は一億! 億トレーダー目指して、今日も頑張ってまいりましょう。

さて、ここから何年かかる事やら……。

それでは!


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