浮遊する無名作家の浅慮

FXトレード、どこで分からない事を認めるか。

FXトレード、どこで分からない事を認めるか。

 だから5/19に、これからのドル円は難しくなりそうだって言ったじゃないですか私よ。

5/22。ドル円とユロドルをメインにトレードしておりましたが……まあ、ドル円は大敗でした。

波を取りに行く順張りメインのトレーダーなら、横の動きは難しく感じて当然……だと思うので、ここは耐える相場です。

ドル円で出した損失をユロドルで補填し切れずトータルマイナスという、微妙な結果に。ユロドルが分かり易い動きだったので助かりましたが、そうでなければ大幅マイナスを叩く所でしたよ。危ない……。

22日は一日トレードしていたので、正直追い掛けるのがめんど……大変でして。23・24日は正直やる事が無かったので、トレード記録はお休みする事にさせて頂きまして。

ドル円ですね。今回、貴重なサンプルが得られたのではないかと。そのように感じましたので、特別に取り上げていければと思うのですが。

題して、『どこで分からない事を認めるか』。


 何故、横の動きで利益を飛ばすかというと。

さて、まずは昨日、5/22のドル円1時間足。こちらのスクリーンショットを見て頂けないでしょうかと。

fx-20170522-1
赤い縦線で区切られた所が5/22。
ご覧のようにですね。1時間足で見るとただただ横の動きで、まるで方向感がありません。

にも関わらず、今回追い掛けきれないほどトレードしてしまった訳なのですが……何故そんな事をしたかと言うと、『チャンスに見えたから』という結論だと思うのですね。

1時間足でレンジだって分かってるのに? アホじゃん?

……とお思いの方もいらっしゃるのではないかと、私は思うのですが。残念ながらこれは、結果論として横の動きになってしまったという事で……私としてはですね、一応ロング優先で見ていたのですよね。

理由はレジサポの状況。5/18に付けてきたサポートが、まだ割れていない。レジスタンスはもっと上でいいのではないか、と。

そこで、私のテクニカルでトレードポイントに矢印を付けると、以下のようになってしまいます。

fx-20170522-2
変な感じがしたので、実は後半三本はやっていないのですが。

理由はですね、111.60も割れてきた111.04の安値が破られず、再度111.60付近まで帰って来たからなのですが。

結果としては、111.60を割れたにも関わらずフラフラと横の動きを続け、最終的にはまた下落して行きました。

こうなると、私のトレードはロスカットになってしまいます。何度もロスカットしてしまったので、トータルでは結構なマイナスになってしまいました。

しかしですね。損失を補填したいと言っても、その後のドル円を追い掛ける事はしませんでした。

ここで上がらなければ、もう暫くドル円は分からないと決めていたからです。

ロングが崩れてしまったから、ここでショートを追い掛けるか?

と言われれば、それはNO! という事だと思いますと。

今は私、そんな事を考えておりますよ。


 相場が横の動きになる時。

私は一応、順張りメインで戦略を立てていますので、相場は波を作って上昇していくイメージを持っております。

なので、このように相場が横の動き――……方向感が無い時には、トレードの対象から外す事にしているのですが。

では、どこで「これから相場は横の動きになる可能性があるな」と判断するのかと。そんなお話をしたいなと。

なんというか、経験則で申し訳ない所なのですが……相場が横の動きになる時、方向感が無くなる時というのはですね。幾つかパターンがあると思うのですね。仮に上昇相場の場合だったとして。

  1. サポートに当たっていないが、レジスタンスを割っていない → 揉んでるだけ
  2. サポートに当たり、レジスタンスを割っていない → 上昇のための力を溜めている
  3. サポートに当たりレジスタンスに迫ったが、上昇できなかった → 2度目の上昇でレジスタンスを割ると値が飛ぶコース
  4. サポートに当たりレジスタンスを割ったが、上昇できなかった → 上昇の過程で新たに作られたサポートに反応しなければ、ヘッドフェイクでサポートを割ってくる可能性

これらのどこに当たるかと言うとですね、今回のケースでは私、3番に当て嵌まると思うのです。

勿論3番になったからといって必ず上昇するかと言えばそうではなく、このままジリジリ揉んだ挙句、サポートを割って下落、という可能性もございます。

しかしですね。ここで注意したいのは、相変わらずレジスタンスが微妙だという事なのです。

レジスタンス不十分で指値の売り注文を引っ掛けない時の相場の動きは、

  1. そのままダラダラ下がる
  2. 2番底を付けるが落ちず、レジスタンスまで再上昇
  3. 2番底を付けたが上昇が騙しになり、ダブルボトムを否定して一段下へ下落
  4. サポートを割った後、それが騙しになり、レジスタンスまで再上昇→下落
  5. そもそもサポートを割れない

これだけの可能性が考えられると思うのですね。

正直、必ず下落します、とは言い切れない所があるのではないか。

なので、今すぐにショートを追い掛けていく気にはなれない。しかし、上昇の根拠も薄く、もっと深い押しを付けて来る可能性もあるので、買う気にもなれない。

従って、=トレード通貨から外す、という選択肢を取る、とむしろ私は選択しているのですが。これがどうなるかは、相場のみぞ知る、といったところで。





それでもですね。多少でもドローダウンしている現状があると、取り返したくなるのが裁量トレードだと思うのです。

しかし、しかしですね。ここは我慢する所ではないか。

そんな訳で、傍観を続けている私なのですが。

5月は18日を過ぎる頃から、利益を抜き辛いチャートではないかと感じております。目先の動きに釣られず、根拠のあるトレードだけを繰り返していきたいものですね。

それでは!


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