小学館 (2013-07-15)
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先日、出勤ついでにマンガワンを開いて見てみると、こんな情報が流れ込んでまいりました。
……な、なに……!? マンガワンで●RECが読める、だと……!?
という事で。サンデージェネックスより、花見沢Q太郎先生の作品です。2002年~2013年。懐かしく、そして偉大な漫画です。アニメ化されていたんですね。知らなかった。
もしかすると、この昔懐かしの漫画は、人によっては少しばかり目劣りしてしまう事もあるのでしょうか。新しい漫画は面白くないだとか、古い漫画は面白くないだとか、両者様々な意見がある事とは思いますが。
しかし私はですね、古い漫画にも、古い漫画としての魅力があると思っているのです。
今回は、そのようなお話をさせて頂ければ、これ幸いであると。
絵やストーリーから伝わって来る、『ほんわか』のチカラ。
まずですね。このたびマンガワンにて一巻の無料試し読みができる、との事だったので、早速開いてはみたのですが。うわあ、懐かしい……
感慨深さの方が先行してしまい、もはや私にはそのような感想しか湧いて来ませんょ。途中で読むのをやめてしまったなあ……。これを機会に最後まで読んでみよう。といった感じで。
そうするとですね。やはり、200X年代の漫画! という雰囲気が、これはとても良く出ているのではないか。
こういうのは一体何というのでしょう、どこかコマ割りと言いますか、話運びと言いますか。登場人物であるとか、どこか……そう、200X年らしい。
やはり、これは21世紀の先駆けではないか。
登場人物もですね。これは、しがないサラリーマン(後に飛躍する)の松丸文彦と、新人声優の恩田赤、というコンビなのですが。
ぶっちゃけて言うとですね。正直、この設定で一体どのような作品になるのか、当時の私は想像もついておりませんでしたよ。
サラリーマンと言えばですね、どちらかと言えば恋愛かエッセイに使われるイメージであり。声優と言うと、これは特殊な職業であるが故に、ややビリヤードの球を突くような漫画作品になる事が多いのではないか。
つまり、両者は両極端な存在であると。これにより、作品のイメージはなんとも想像し難いものであると。
しかしですね。私が思うに、そうではなかった。
この身近な登場人物達が、時にはリアルに、時にはコメディタッチに描く日常の様はですね。これは、なんとも言えない『ほんわか感』なるものを醸し出しているのではないかと思うのです。
やはり、それは雪見だいふくのような存在であると。
全体的にシリアスなシーンをやっている時にも、どこかほんわかとした絵のお陰で和まされると言いますか。やはり、読んでいて癒されるのではないか。
どう見ても子供にしか見えない女性キャラクター達も、妙に大人だったりする瞬間などですね。やはりこれは、癒されると。
ここがポイントなのではないか。
何故か読んでしまう漫画、筆頭。
私はですね、よく漫画を紹介させて頂く時に「これは○○の部分が面白い!」「この作品の○○な雰囲気は素晴らしい!」といった紹介をさせて頂く事が多いなあ、と自分では考えているのですが。この作品はですね、ぶっちゃけよく分からない。
Q:この作品は面白いですか?
A:面白いと思います。
Q:この作品のどこが面白いと思いますか?
A:分かりませんが、なんか面白いです。
何故でしょうか。
特別絵が好みかと言われれば、私の場合はそこまでではなく。ストーリーに関しても、何かこれといってコレ!! ……というモノを感じている訳でもない。むしろ、若干の粗さと言いますか、そのようなものが目に付いてしまう事もあると。
しかし、面白い。
謎の現象が起こっているのです。
という事で、何が面白いのかと言われればですね、これはぶっちゃけよく分からない。
しかし、面白いんです。
作品分析を日常的にしている私としてはですね、これは少し恥ずかしい思いもあると。当たっていようがいまいが構わないが、一体どの部分に自分が面白さを感じたのかという、そこだけはですね。言葉にしなければならないと、そう思っていたのですが。
わからん……!!
例えるならば……そう、バナナとヨーグルトを混ぜてみたら意外と美味しかったですとか、しかしながらそれはバナナヨーグルトという一般的な食べ物であったとか、そのような面白さ……いや、これでは全くわけがわからない。
そう……アボカドにサーモン……これだ!!
ちがう!!
私は今、迷走ナイトメアに侵入、絶賛奮闘中でございます。
という事でですね。ぶっちゃけよく分からないレビューになってしまった『●REC』ではございますが、私は痛く気に入っている作品の一つでして。これは是非、今のうちに紹介させて頂きたい一冊であると思うのですが。
しかし、このような感想を覚える作品というものはですね、これは全く多くはない、むしろかなり希少な部類に入るのではないか。作品のウリと言いますか、私にとっての魅力というものがですね。これはかなり、感覚的な分野で活動していらっしゃる。
私の中の女性的な部分が今、ウルトラマンレベルでグロウアップ、つまり成長していると。
そのような事ではないか。
いや、やはり意味が分からない。
これは是非、実際にお手に取って頂いて。うまく言葉にできない私の代わりに、一体この作品の魅力はどういった部分にあるのかという事をですね、レビューして頂きたい。
私は一旦、全話を読み直して出直して来ます。
お後がよろしいようで。
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