実を言うと私はですね、何を隠そう、コーヒーが大好きなのですよ。
ブレンド。お店によって味が違うのがいいですね。エスプレッソ。ガツンとした苦味に目が覚めますよね。アメリカン。どことなくやる気のない感じが素敵ですね。
やはりですね、時代はコーヒーなのではないかと。カフェインだって頑張れば蝶になれると。だからと言って翼を生やすために、レッドブルを過剰に飲むのは止めて頂きたい。そんな所ではないかと。
しかしですね……上記のやる気のない感想からも伝わる通り、コーヒー好きな私ではありますが、実を言うと私、カフェインが効き過ぎる体質でして。
朝にコーヒーを飲むと、丸一日は覚醒時間が持続します。なので、15時を過ぎてコーヒーを飲むことはできません。以前そのような不眠状態に陥ってしまった事がありまして、これは原因が分からずにとても大変でしたね。
何しろ、唐突に眠れなくなるのです。一体これは何だろうかと。日が落ちてから日が昇るまで、太陽が絶賛シエスタタイムに移行している最中、私は丸一日眠れない。やはり、これはアレでしょうか。人間その気になれば光合成できるから睡眠時間は必要ない的な。ナポレオンだってもう少しまともに睡眠時間を取っているのではないか。
そのように、まるでBasic開発時代のビル・ゲイツのような気分を味わっていた私ではありますが。すいません。私にはあのように努力する根性など持ち合わせておりませんので、どうか仕事を振るのは止めて頂きたい。
これは、後に知ることになると。やはりですね、カフェインは私にとって点滴……いや、天敵であったと。
どうして好きなものに限って摂取できないのでしょうか。あーはいはい、知ってますよ。それってあれですよね、卵も食べ過ぎれば卵アレルギーになる的な。
しかし、アルコールも過剰に反応してしまうので、昔は浴びるように飲んでいたものですが、最近は殆ど飲めなくなってしまったと。病院で処方される薬もですね、これは殆どが効き過ぎてしまい、量を調節して頂く必要があると。
そんな時、こんな単語を発見しまして。それは、『HSP』。
その昔ですね、Hot soup processorというプログラム言語がありまして。中高生のゲームプログラミングに最適だったこの言語ですが。
勿論、それの事ではありません。
はいりーせんしてぃぶぱーそん。
HSPとは、どうやらHighly sensitive personの略だそうで。病気などではなく、『非常に感受性の強く敏感な人』の総称らしいです。なんでも、全人口の15~20%を占めているのだとか。5~6人に1人との事であれば、そんなに珍しくもないという事が分かりますね。
なんとなく、『非常に感受性の強い人』と言われるとですね、少しばかり良い性質のような気がいたしますが、現実的にはそれがそうでもないようで。
些細な日常の変化や人の感情などにストレスを抱えやすく、生き辛い体質なのだと。
エイレン・アーロンという方が発見した特性のようで、ホームページにも自己診断テストのようなものがですね、存在しております。
The Highly Sensitive Person
なるほど。これらの自己診断をやってみることで、HSPであるかどうかを(ある程度)判断する事ができると。
まあ所詮個人の感覚だという事はありますし、感じ方が人それぞれであるようにですね、自分と他者の印象というものも、大きく乖離する事が考えられますので。半信半疑くらいのノリで行きましょうよと。
そのような事を考えながら、ゲーム感覚でチェックを入れていった私。全27項目中24項目該当と、中々に高記録を叩き出してしまったのですが。
やはり、小動物のように危険をいち早く察知し、対処していかなければ行きていけなかった幼少時代。そのような過去もですね、私の特性に色濃く反映されているという事があるのではないか。
やはりこれは、弱き者の本能であると。
中でもですね、以下の項目がやはり、私の中では「ああ」と思わず頷いてしまうところで。
・痛みにとても敏感である
自慢ではありませんが私はですね、採血で必ず気分が悪くなるといった特徴がありまして。
なんと言いますかあの、すうっ……と全身から覇気が抜けていく感覚が嫌ですよね。このまま死んでしまうのではないかという恐怖を感じたりですとか。やはり、ありますね。
指にささくれでもできようものなら、一日中気にしておりますし。
・カフェインに敏感に反応する
上記の通りでございます。
・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
本番に弱い。これは昔から私が最も悩まされている事のひとつで、思わず苦笑してしまう所ですね。
勝負事等は特にそうで、普段なら絶対に負けないような相手でも、大会になると余裕で負けるという。やはり、負けまくりであると。
その度にですね、やはり私は心が弱いのだと。そのように言われておりました。
しかし、半信半疑。
という事でですね。HSPという特性のご紹介をさせて頂ければと、今回はこのような記事を立ち上げさせて頂いたという訳なのではありますが。正直な所、お話申し上げますとですね。私がHSPなのかと言われれば、それはぶっちゃけよく分からないという。
この締め多いな。
やはり、私がそうだと思っていた所でですね、実際にそうかどうかというのは、これは神のみぞ知るのだと。神のみぞ知るセカイなのだと、そういった感じで。
しかしながら、別にHSPであろうが無かろうがですね、日常生活に支障が出なければOK! という所ではないかと思うのです。
HSPだからといって内向的かと言われれば、実はそうでも無いようで。ですから私もやはりですね、人と話すのは好きであると。やはりそれは、『はいりぃ』であると。
そのようにですね、考える所であります。
しかも私はですね、この上にHSSの可能性まで抱えているのです。HSSというのはですね、これは『High Sensation Seeking』の略で、これは『刺激を求める人』であると。
新しい経験を求めるのに、動揺をするのは嫌いで、危険は冒したくないと。これはもう、訳がわからないのではないか。
しかし、世の中にはどうもそういった両極端な性質を併せ持っている人間が、確かに存在します、とのことで。私はやはり、これではないか。曰く、『いつもアクセルとブレーキの両方を踏んでいるような感じ』がするらしいと。
確かに、私はこれまでの人生、アクセルとブレーキのどちらかを離した経験は無いように思えます。カンニングの為にアクセルを全力で踏み、ケアレスミス回避のためにブレーキを全力で踏むと。
怯えながら、しかし背中は絶対に向けないのだと。ええ。よく、異様な光景だと言われて来ましたよ。
という事でですね、『HSP』という特性のご紹介をさせて頂きました。
しかしながら、心理学の本などはわりと好きでですね。このように、自分自身の性格について真実を追求して行くというのもまた、ひとつの新しい経験ではないでしょうか。
という事で、もしも気になった方が居たのだとすれば、これは積極的に知識を得ても良いのではないかと。
そのように、私は思う所ではあるのですが。
しかしですね。私はやはり、コーヒーが飲みたいと。これだけは正直、なんとかして頂きたい。
本来の私は、朝から晩までに1リットルはコーヒーを飲んでいた人種なのです。今では身体に負担が掛かりすぎるので飲めませんが、私が本来希望している量はそれ位であると。人間進化すればですね、アルコールが水になるように、やはりコーヒーも水になるのです。
いえ、なりませんが。
その内にですね、カフェインレスコーヒーが今よりももっと種類が増え、私が生きやすい世の中になって頂ければ、これ幸いではないかと。
過敏も鈍感も大変ですね。
お後がよろしいようで。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿