しかしながら、もうじきGWが近いですね。
私と言えば、特にGWに何かする予定もなく、旅行をするためのお金もなく。そもそも会社を離れた時に何かが起こるとダメージが大きいので、あまり会社を離れられない、というのがひとつの本音ではあるのですが。
既に、会社と一心同体。これぞ社畜の鏡ではないか。そろそろ努力賞とか頂けませんか。いえ、努力賞を貰うくらいならボーナス増量でお願いします。ほら、最近ラーメン屋も半玉無料とかやってるじゃないですか。あんなノリではいかがですか。
そのようにですね、マリオとルイージがピーチ姫を毎度毎度血反吐を吐きながら助けに行くように、私も会社へと血反吐を吐きながら向かうのであります。
そういえば、マリオカートの参加者にクリボーって出て来ないですよね。ノコノコですら参加した事のあるマリオカートに、何故かステージ1-1で毎度お目にかかる筈の彼が登場していないのは何故なのかと。
確かに、毎度マリオに踏まれて交通事故みたいになってしまっている彼がプレイヤーになろうものなら、どのように個性を付けたら良いのかが分からなくなりそう、といった問題はあるやもしれませんが。
しかしですね。もはや主人公として別ゲームになってしまったドンキーコングでさえ、登場しているのですよ。テレサもマリオテニスする時代ですよ。クリボーだけが、どのマリオゲームにもメインで登場していない。完全なハブ。やはり、これはスクールカーストならぬ、マリオカーストなのでは。
セーラー服を着たマリオとルイージが、邪悪な笑顔でクリボーを虐めている姿が目に浮かぶのではないか。
そんな中、突如として現れる希望!
マリオカースト最下位だった筈の彼が、まさかの主人公に……!
大乱闘! スマッシュブラザーズ!
そんな未来を期待しましょう。
ところで、交通事故といえば……あ、これが本題なんですけどね。
交通マナーというのはですね、常識、常識と言われる事で有名だと思うのですが。やはり『常識』程、信用できない言葉もないのではないか。
そう思うのはですね、以下のような事案が私の周りでは、よく発生するからなのですが。
事案1:一時停止から飛び出して怒る自転車。
これですね、字面だけ見ると、一時停止から飛び出した人を自転車に乗っている人が怒っていると。そのような光景が思い浮かぶのではないか。しかし、違うんですよね。
それは、ある日の事でした。
私が会社から帰宅している最中にですね、若干入り組んでいる道に差し掛かる事があるのです。向こう側にそのような、少し見晴らしの悪い十字路が見えると。そのような中、私が歩いているとですね。向こう側から、一台の自転車がこちらに向かって来ました。
それは、買い物帰りの若奥様と思わしき、荷台にスーパーの買い物袋を積んだ女性。自転車にしてはゆっくりと、道路の端を進んでおります。
結婚ですか。良いですね。晩御飯はカレーですか。もしくはカレーヌードルでしょうか。
どうでもいいお話ですが、カレーかカレーヌードルかというのは、生活感の違いが非常に如実に表れておりますね。ほんとどうでもいい。
そんな中、唐突に事件は起こりました。
私がアホ顔で見ている手前、入り組んだ見えない道からですね、突如としておじ様自転車が飛び出したのであります。
いえ、おじ様自転車と言ってもですね、それはおじ様が自転車に乗っているという事で。決して、自転車がおじ様だという話ではありませんよ。そんな事があったらホラーですよ。
「危ないっ!!」
そう叫んだのは、おじ様の方でした。互いに急ブレーキをして、慌てて止まる2人。
呆然としてしまった私も、何故か意味もなく立ち止まりました。
若干角度のある十字路だったもので、女性から見るとですね、斜め後ろから自転車が来たように見えた筈なのです。若奥様は何事かと、仰天しておじ様を見ておりました。
おじ様の方も、憎々しげな顔をして、若奥様の方を見ております。
……えっ? 憎々しげな顔?
若奥様は目を白黒させながら、しかしおじ様に会釈をしてですね。そのまま、自転車を走らせたのでございますが。
おじ様は顔を真っ赤にして、若奥様に向かってこのように叫びました。
「バカヤロー!! 危ねえだろうが!!」
ええっ……。
おじ様はカンカンになって、彼女とは別の道を走り出します。私は思わずその場まで向かってですね、先程おじ様の飛び出した場所を確認してしまいました。
そこには確かに、『一時停止』とですね。記されていたのです。
私から見ても、おじ様は結構なスピードで飛び出して来ました。とても、一時停止をしたようには見えませんでしたよ。
事案2:前方の右折車に苛々するドライバー。
それはまた、別の日の出来事でした。その時、私は数名の友人と遊びに出ておりまして。普段はあまり会わない方ともお会いしておりました。そんな中、乗り慣れない外車などに乗せて頂く機会があり。ドライバーの彼は、どうやらかなり運転には自信がある方の様子。
当時の私は運転免許もですね、取りたてのホヤホヤだったものですから。彼に笑いながら、「今度運転見てあげるよ」などと言われ、「ぜひぜひ」などと楽しげに話をしていたのですが。
その時の私は、後部座席、右側に座っておりました。
いざ、彼の車に乗ってみるとですね。
これは、めっちゃ速いのではないか。
急発進・急ブレーキ。後部座席だったので、速度表示は見えなかったのですが……一体、何キロスピードオーバーしているのでしょうか。それとも、外車だからそう感じるだけ……?
これはすごい。やはり、運転が上手い方というのはこうなのでしょうか。私の親戚に元レーサーの方がいらっしゃるのですが、彼はとても丁寧な運転をしていたものですが。
私はですね、一般道の運転が上手いというのは、周囲に迷惑を掛けず、乗っている人が快適になるドライブなのではないかと、そう考えているのですが。
やはり、暫く乗っていると気分が悪くなってきます。
そんな中、車が右折に差し掛かった所です。前には、ファミリーと思わしき大きめの車がひとつ。7人乗り位でしょうか。私の位置からも、お子様が楽しそうに暴れている様子が僅かに見えます。
片側2車線、交通量の多い道路なものですから、右折は中々進めません。そんな中、段々とドライバーの彼は苛々してきておりました。
「さっさと行けよ……!!」
次第に、彼はクラクションを鳴らし始めます。……しかし、対向車がずっと来ている状況な訳ですから、当然前の車は右折できる筈もありません。
あまりに私達の車がクラクションの鬼になっていたせいか、若干前にそろりそろりとですね、動き始めました。すると今度は当然のように、前方の対向車からクラクションを鳴らされる始末。
私は真っ青になって、その車に乗っていました。
大丈夫なのか、これ。……大丈夫なのでしょうか。
やがて、右折信号が点灯。彼は7人乗りの車、後方に密着してですね。30キロ道路で……やがて、その車を追い抜きましたと。
私は誓いました。
もう2度と、彼の車には乗るまいと。
『運転が上手い』『常識を知っている』人ほど……。
このようにですね。まあ、通りすがりの自転車の方はよく分かりませんが……私も何度か怖い目に遭っているのですが、共通して言える事はですね。皆様一様に、『自分は運転が上手い』『交通マナーを守っている・知っている』と思っているのではないか、という事なのです。
少なくとも、私が出会った怖い運転をする方々は皆、『自分は運転が上手い』と自負しておりました。
「下手な奴に限って直進道路でばかりスピードを出して、カーブでは鈍い」
「50キロ道路を法定速度なんかで走っている奴は煽られて当然」
「人が居ないなら、狭い道でもスピードを出すべきだ」
……YES? NO?
少なくともですね。このような事が『交通マナー』であり、『常識的に全ての車が守るべきルール』だと思っている方が、私の知っている限りでもそれなりにいらっしゃるのです。
彼等の中では上記のこれらが『常識』だという事が、事実としてあり。
私の個人的な想いを言えばですね。交通マナーとは基本的に、お互いに危なくないようにですね。思いやり・譲り合いの気持ちを持って然るべきであると、思うのですが。
ということは。やはり、私と彼等の『常識』というものは、同じ『常識』という言葉の中でもですね。随分に、違うという事であり。
思わず、唸ってしまう所なのです。
『常識』ってなんだろう……。
私もですね。これらの出来事を想定した上で、ドライバーには様々な方が居るのだと、理解してですね。
最も安全な運転をと、日々心掛ける所です。
やはり、疑わしきは『常識』なのではないか。私はどうしても、そのように考えてしまう所なのですが。
漠然と、『自分は正しい』と思っていたとしてもですね。自分の中だけで考えている以上、それが真実かどうかは、自分にしか分かりませんと。その正否を判定するのが自分だけだという事実があるのであれば、自分の『常識』にこそ、本気で疑って掛からなければならないのではないか。
私は、そのように考えます、といったところで。
そりゃあですね、誰もが『自分こそが一番正しい』と思いたい筈であると。だからこそ、このような出来事が生まれるのだと思います。ならば私もですね、自分の常識を正しい目で疑い、真に求められている事について理解しなければならないのではないか。
何故なら、ある意味ではですね。上で語った出来事が、正解になるケースもやはりあると。
片側2車線の右側、追い越し車線を徐行運転などされればですね、スピード自体は遅くとも、やはりそれが危険になる事もあるのです。
先日、とある30キロ道路で事件は起きました。
ひええ……おじ様自転車が急な下り坂で、ゆっくりと車道のど真ん中を走っている……!!
後ろの車が困っている事など、目もくれません。
……やはり、正しい『常識』と『節度』を守っていきたいですね。
お後がよろしいようで。
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