浮遊する無名作家の浅慮

書かない無名作家とは、これいかに。

書かない無名作家とは、これいかに。

『無名作家』自体が一体私の何を現しているのかよく分からないと言うのに、これに加えて『書かない』と来れば、これはもはや根底から何を言っているのやらと。そのようになってしまうと思うのですが。

最近どうも創作が行き詰まってしまっていて、徐々に意識が離れていってしまっています。という。

あれよあれよと言う間に時は過ぎてしまうものでして、世間では友人が本を出版したりですね、起業のための準備を着々と進めていたり、私の会社も人間関係的な理由で若干半壊し掛けていたりと、何やら激動の日々を見せておりますが。

いや、ちょっと待って下さいよと。私を置いて行かないで! やはりこれは、宮沢と付き合ってしまった有馬くんに置き去りにされる芝姫のそれではないか。

ホラ総一郎くん、野菜ラーメン! 夏こそ熱いものが身体に良いんだゾッ☆

ネタが古い!

そんなこんなで、ちっとも創作が進まない4月。これはスランプという奴でしょうか。

反面FXトレードの方は非常に調子が良く、月に100回以上のトレードをしているにも関わらず、2~4月は3ヶ月連続でそこそこまともな利益を叩き出していらっしゃる。しかも、改善の余地はまだまだあるときたものです。

ようやく、費やした努力が報われる日が来ようとしているのでしょうか。

まあ何にせよ我が家も貧乏でですね、タネ銭が雀の涙なもので。まともな利益と言ってもですね、これは笑ってしまう金額ではあるのですが。

あまりにも酷い金額なもので、大変申し訳無いのですが、ここでは伏せさせてくださいと。いったところで。

やはり、そろそろ私も腹を括ってですね、取引枚数を上げていくべきなのでは。もしくは、もっと貯金してですね、口座に回すとかですね。

等と考えているとやられるのですよね、もう私には分かっていますよ。私もかれこれFXトレード3年目、これまでの期間でそこそこ痛い目を見てまいりました。

為替にせよ麻雀にせよ、勝つために最も重要なのは取引手法、牌効率ではないのです。そんなものは、熟練度が上がるにつれてですね、どれも似たり寄ったりになってしまうのですから。

あ、パフォーマンス的にですね。いえ、FXトレードは個人でやるものなので、周囲の事はよく分からないのですが。

そこでですね。やはり勝てる時は、誰でも勝てるのではないかと。大事なのはいつも、負ける時にどれだけ資産を減らさないかが重要だと思うものです。

そこで私もトレーダーとしてですね。枚数を上げて行く事は勿論として、今の相場に合わせた戦い方を身に着けていかなければと。

少なくとも、4/21終了時点でのドル円はですね。枚数を上げて戦うような相場ではないと。私のテクニカルは今の所、そう告げていると。

あー、麻雀やりたいですよね。

そこで私は考えました。

作品を書けよオォォォォ!!



 ラストのシーン構成がまとまらない。

2016年3月から書いてきた今の小説もですね、いよいよ最終局面に到達しますよ、といったところで。これはですね、スパイラルで言えばお兄さんとの直接対決。シャーマンキングで言えば、ハオとの対峙と。こうなるのではないかと。

これが真実の旋律か、と。最初は決め台詞にするつもりだったのでしょうけど、冒頭でしか登場しませんでしたね。鳴海イィィィィ!!

しかしですね。その最終局面に向けては、これまでに登場してきた10人オーバーの登場人物が総結してですね。それぞれのドラマ、それぞれの想いを一度に大公開すると。そういったストーリーを考えている訳なのです。

その最終局面に向かうためには、手前でそれらの準備をしなければならないと。即ち、メインのストーリーを最終局面に向けて進めていきながらも、それぞれの登場人物が何を想い、どのようなドラマを作るのかといった問題をですね。これは、同じシーンで解決しなければならないと。

これが非常に難しい。

そんなこんなでですね、もう2週間以上、同じシーンで足踏みをしている状態なのです。うまくメインのドラマを作りながら、登場人物の伏線を仕込んでいくと。これが中々思い付かず、先に進まないと。

今、私の願い事が叶うならば、やはり翼が欲しいと。

誰か私に翼を……!!

はっ……!? レッドブル……!!

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カフェインが苦手な私からすれば、これは天使になって昇天する流れではないか。

新作の事も考えているのですけどね。いえ、商業作家でもない人間なのですから、誰も私の新作になんて目もくれないかもしれないのですが、そこはやはり誠意を持って作っていきたいと。

文章を書いて20と数年。WEBに小説をアップし始めて、早3年。未だ実績ゼロであると。

それでも私の更新を心待ちにして頂いている、清く美しい方はいらっしゃるのでしょうか。

もし応援して頂いているのなら、まだ何の肩書も頂けなくて申し訳ない限りです。

まるで論文が認められない考古学者のようではないか。



 報告書事案。

ところで、今月から社内で月次報告書を書きましょうというお題が始まっているのですが。その報告責任者なるものに抜擢されてしまいまして、後輩の報告書を見ているのです。

しかしながら、中々にこれは認められる事がないと。やはりですね、報告書を書き慣れていない方々にとっては、これは難しい問題であったと。

事実、そのような事が巻き起こっているのでございますが。

やはり、これはしっかりとしたものをアウトプットして頂かなくては。そのように考えてですね、色々とアドバイスをさせて頂いたのですが、これが一向に良くならないと。

私のアドバイスにも非があると思いますので、これは申し訳ない所なのですが。しかし、3回ほど書き直した所でですね。次第に後輩の1人が、こんな事を言ったのです。

「正直、こんなものに時間を割いている余裕はないので……」

なるほど。どうやら彼は、唐突に始まった『月次報告』なるものにですね、あまり意義を感じていない様子。

しかしですね、これは少し考え直して頂ければと、私は申し上げました。

これから社会人としてやって行くのであれば、報告書を書くことなど日常的にあるでしょう。そんな時、まともな報告書をひとつ書き上げる事が、容易であるかどうか。

少なくともですね、私はあまり容易な事ではないと考えます。経験を積まなければ良い作品を作ることが出来ないようにですね、報告書もまた、より分かりやすく人に伝わるものを作成するためには、これは経験値が必要であると。

文字を打つタイピング時間だけで、思考停止して作る事ができるものではないと思うものです。

唐突ですが、小説作品をひとつ作る時間について、ご存知でしょうか。

世の中にはですね、5000文字くらいなら1時間で作れるだろう、自分でも書ける、と。タイピング速度だけを基準にして見ていらっしゃる方も多いのではないかと思うものです。

しかし、そうではないと。こればかりは私、断言する事ができますよ。

5000文字の文章を書くために、1週間、2週間、推敲するのはですね。これは、当たり前の事なのです。

下手をすると1ヶ月もかかってしまう事だってあるのです。

それは冒頭で私が悩んでいるようにですね。5000文字の作品を作るために必要なのは、文字を書く時間だけではないからなのです。

ストーリーを作り、シーンを作り、関わる登場人物を決め、それぞれの立場で無理が無いように調整し、どの登場人物の目から見ても目的と行動に矛盾がないように意識し、定め、一連のやり取りを確定するのだと。

分かり易い物語を作るためには、最低限これだけの事を考えなければならないと。

文字を書くのは、そこからなのです。

正直、本文を書くラインまで上がって来る頃には、作品は9割方完成しているといっても。これは、過言ではないでしょう。

それだけ、プロットというものは重いものなのです。

この点について、やはり知らない方も多いのではないかと思うのです。だからこそ私は、この場で情報共有させて頂きたい。

だからこそ、私は思うものです。

文章を書く事は、誰にでもできます。しかし、分かり易いものを目指そうと思うのであれば、これは簡単な事ではないと。

月次報告書もですね、また然りであると。時間と労力を掛けるのに相応しい題材なのではないか。






ところでですね。そのような事を考えながら、では自分が、分かり易い報告書が書けているのかと言われれば、ぶっちゃけこれはよく分からない。

何れにしても、私も陰で月次報告の筋トレをしなければならないようですね。

私のように黙っていると劣化する人間はですね、水面下で人知れず努力をしなければ、人並みに追い付くことが出来ないもので。ええ、電話対応ひとつ取ってもまともに行う事ができず、社員が全員帰ってから、1人寂しく通話録音を聴き返しています。若干の恥ずかしさを覚えながら、これは社会人になってからずっと続けており。

何か不備はないか、伝わり辛い表現はないか、失礼になる態度を取っていないかと、チェックをしているものです。

そんな努力が実ってか、最近お客様の会社の方でですね。友好的にして頂いている方がいらっしゃいまして。

「正直、会社を見込んだと言うよりは、くらげさんを見込んで仕事を依頼させて頂きたいと」

嬉しい……!!

誠心誠意、お仕事引き受けさせて頂きますとも。やはりですね、努力は報われるものではないか。

残念なことに、私の給料には全く反映されませんが。

あれれー? おかしいぞぉー。(バーロー風に)

お後がよろしいようで。


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