どうも最近ですね、お金の損をする方が周りに増えてしまいましたので……この度は、このような記事を書かせて頂いている、という事なのですが。
マネーリテラシーって、一体なんでしょうねえ。
一概にですね、『マネーリテラシー』と言われても……一体何なのか分からない、という方も多いのではないかとお見受け致します。むしろ、ある意味意識が高いのではないか。
やはり、マネーリテラシーをグレードアップさせる為にはですね、適切なモラルとインテリジェンスを獲得し、グローバルな多様性を受け入れることを自分自身にコミットメントした上で、トップクラスのユニバーサルなマネジメントをしていく必要があもういいですね。
勿論、そんな話をしたい訳ではないのですが。
マネーリテラシーとは何かと言えばですね、これはお金を管理する能力であると。お金について正しく理解し、正しくお金を行使できる。或いは投資したり、借入をする事もできると。こうではないか。
しかし、そうだとすれば一体、何がマネーリテラシーなのかと。結局のところ、お金はお金ではないかと。「一体何に気を付けろと言うのですか!」やはり、中にはこう思う方もいらっしゃるのではないか。
そこで、私見であると理解はしつつもですね、今回は『マネーリテラシーに欠ける行為とは何か』について、私なりに考えてみました。
やはりですね。
最もマネーリテラシーに欠ける行為と言えば、それは『よく分からないものを買ってしまう』といった現象なのではないか。
『リボ払い』にすれば、お金がなくてもモノが買えるよ!
さて、マネーリテラシーのお話をする上で真っ先に思い付いたのがこの言葉だったので、取り上げさせて頂きたいと思うのですが。これはですね、私の知人が言っていた言葉でして。曰く、「いくらの買い物をしても、毎月一定額を払えば良いだけ。支払い金額も自分で決められるから、とても便利」なのだそうです。
確かに、そうかもしれませんね。
しかし、リボ払い(リボルビング払い)はですね、通常よりも遥かに多くの手数料を支払う事になるという事実だけは、認識しておかなければなりませんよと。
私は、そのようにお伝えさせて頂きたい。
10万円のお買い物をした時、毎月1万円払う。この時、仕組みが大きく分けると2つほどありまして。
・元金定額リボルビング方式
1万円 + 手数料 = 支払金額
元金が定額なので、支払い終了月はこの場合だと10ヶ月。手数料も下と比較すると安め。
・元利定額リボルビング方式
1万円 = 支払金額
借り入れ金額に関わらず支払金額が1万円だが、手数料が1万円内に含まれているので、10万円の借入だと10ヶ月では支払いが終わらない。手数料は比較すると高価になる。
という事でですね。確かに毎月一定金額を払えば良いのですが、その分支払期間は際限なく延びていきます。
もし元利定額リボルビング方式を選択していた場合、その中には元金がほとんど含まれていなかった、という事も考えられる訳なのですね。
リボルビング払い=悪という事ではなくてですね。これらの性格を理解した上で利用されている、という事であれば、問題は無いと私は考えております、といったところで。
また、気になるのが手数料=金利ですね。
こちらですね。リボ払いの一般的な金利は、2017年現在で言うと、年15%程となっているようです。
一見安いように見える方も、いらっしゃるかもしれませんが……以下、利息制限法で定められている金利です。
- 10万円未満:20%まで
- 10~100万円:18%まで
- 100万円以上:15%まで
リボ払いは良いけど、消費者金融は駄目……なんてお話も聞いた事があるのですが。消費者金融でお金を借りた場合、その金利は4~18%ほどなのですよね。
実は大して変わりないという事が、お分かり頂けるのではないか。
こうして見ると、決してリボ払いは安易に行使してはいけない、という事が分かります。
生活を切り詰めても、生命保険には入っておいた方がいいよ!
こちらもですね、私が実際に何度も聞いた言葉になるのですが……。お金が無いからこそ、生命保険にだけは入っておいた方が良い。確かに、これはそうかもしれません。お金が無い時に病気などで入院が必要になってしまったら。ある日、ご主人にもしもの事があったら……考えると、怖いですよね。
しかし、なんとは無しに、「よく分からないからプロにお任せします」とは、ならない方が良いのではないか。と、私は考えているのですが。
生命保険には大きく分けて以下の種類がある事だけは、是非この機会にご理解頂きたい、と考えるところで。
・定期保険
掛け捨て型の保険で、例えば60歳を満期年齢とするとですね、それまで毎月一定額を支払い続ける事で、満期までの間にもしもの事があれば、支払った金額とは比較にならない程の保険金を受取る事ができる制度です。
保険料:満期まで何も無かったらお金を払って終わるので、安いです。
保険金:もしもの事があった場合、リスクを補うだけのちゃんとしたお金が入ります。
用途:まさに保険です。
最も一般的な保険、保険と言ったらコレです。
・養老保険
積立型の保険で、満期年齢まで一定額を支払い、満期を迎えた場合には払い込んだ金額、またはそれ以上が戻って来るというものです。
支払うリスクが最も少ないと言いますか、基本的な養老保険はですね、ぶっちゃけ殆ど『貯金』です。
途中解約すると、払い込んだ保険料よりも返戻金は安くなってしまいます。
保険料:満期になるとお金が沢山戻って来るので、一番高いです。
保険金:貯蓄がベースなので、定期とは比較にならない程低いです。
用途:貯蓄を目的として入ります。
死亡保障のついた貯蓄だとお考え頂ければ、最も分かり易いのではないでしょうか。
ただ、途中で解約すると勿体無い事になってしまいます。
・終身保険
払込期間を指定し、一生涯保障が続く保険です。払込満了を迎えると養老保険と同じように、解約時に返戻金が戻ってきますが、養老保険と比べると安いのが一般的です。
死亡保障を一生涯続けるために、返戻金が安くなっていると。
これをカバーする為にですね、『低解約払戻金型』というものがあり、払込満了よりも前に解約すると殆どお金が戻らない代わり、養老保険と同じかそれ以上に返戻金を確保している商品もございます。
保険料:返戻金が安いので、養老保険よりは安いです。
保険金:死亡保障は養老保険と似たり寄ったりですが、返戻金が安いです。
用途:死亡保障を付けた上に貯蓄もしたいという、わがままプランです。
最も売れているようですが、気を付けたいポイントもあります。死亡保障としては金額が安い事も多く、定期保険の方が都合が良い事もあります。
また、保険料も養老保険より安いとはいえ、結局高めです。
これらの内容をですね、しっかりと把握して頂いて、吟味して頂ければ。これは、ベストなのではないか。
よくありがちなのがですね、「お客様のためのプランを作らせて頂きました」と言って、これらの保険を色々ごちゃまぜにして販売されるケースだと思うのです。
この場合、本当は必要無いかもしれない保険にまで加入している可能性があり。『よく分からない』がために、高い保険料を支払っている可能性もあるのではないかと。
「次々たったのこれだけで、この保障を受けることができます!」
確かにそうかもしれないのですが、これは一考の余地ありではないか。アリアリではないでしょうか。
手っ取り早くお金を稼ぐために、ネットワークビジネスを始めました!
最後はコレです。ネットワークビジネスは確かに、月々まとまったお金を得られるチャンスではあるかもしれません。ネットワークビジネスに参加した方のお話を伺うとですね、大体多くの場合、「これで自由人になれる」だとか、「何もしないで遊んで暮らせる」といった言葉を聞く事がですね、かなり多いのですが。
とても労働しているのではないか。ある意味、ブラックなのではないかと。
さて、ネットワークビジネスはですね、誰かに紹介されると、その人経由で商品を買うことができます。
自分を経由して商品を買って貰えると、自分にお金が入ります。その経由した方が更に別の顧客に紹介すれば、更に自分の所にお金が入ります。
つまり、営業→営業→営業→消費者、のような構図になっていると。これだけの営業に、1つの商品に対して営業マージンを与えるとなれば、それは商品価格を必ず高くしなければなりません。
『良い物は高い!』確かにそうですが、このビジネスモデルが成り立つためにはですね。原価の上にかなり大幅に、営業利益分の価格を上乗せしなければならない筈、なのですよね。
仮に(かなり適当ではありますが)、
『営業(5%の利益)→消費者(原価+5%の支払い)』となっている所が、
『営業(5%)→営業(5%)→営業(5%)→消費者(?)』となっている、とすれば……
勿論、階層が増えれば増えるだけ金額が増します。それだけ、商品の価格は始めから高く設定される、ということです。確かに、良い物ではあるのかもしれませんが。
これだけの高い商品をですね、営業トークで買って頂かなければならないと。
定期購入をして頂ければ、それは確かに不労所得かもしれませんが……少なくともですね、入ったばかりの段階で、「自由人になれる!」「遊んで暮らせる!」というのは。この認識は、訂正した方が良いかもしれません。
何より、その人が買うのを止めてしまったら、収入もストップしてしまいます。
また、周囲の評価は、『ある日、高い商品を無理矢理売り付けようとする人』になってしまうかもしれないと。
最初の方は、身内トラブルを考慮に入れた上、泥沼覚悟で頑張らなければならない……かも、しれませんよ。
そのようなリスクを受け入れた上でですね、正しく利用して頂ければと。挑戦して頂ければなと。
と言ったようにですね。価格構造の分からないものについて、個人的な理解でも構いませんので、しっかりと確認をすることでですね。予想外な多額の出費を抑える事ができるのではないかと。
勿論、上記の文章もですね、詳細を鑑みれば間違っている可能性もございますし、私なりの理解である部分が混ざっている可能性もございます。
しかし、これはですね。私の生活においては、この程度の理解で今の所十分ですので、この程度の理解レベルとなっております。
問題は、その方の生活に合った理解ができるかどうかなのでは。分からなかった時に、ざっくりでも良いから調べてみると、良いのではないかと。
ひいては、これが『マネーリテラシー』を向上させるという事にも、繋がるのではないか。
そのように私は考えます、といった所なのですが。
やはりですね。お金を取り扱うにおいて、『わかりにくい』といった事は、お金を回収する側としては、非常に有用な武器にもなり得るのでは、と思うのです。
あえて分かりにくくする事で、『お得感』を作り出すと。そういった事も、可能と言えば可能だと思うのですね。
モノの価値は、やはり市場が決めていますから。
そのようにですね、お金自体も常に価格が変動していく中で、その商品構造を理解して。自分の生活と照らし合わせて、投資・出資を検討する事ができれば。これは、ベストなのではないか。
ベスト・オブ・マネーリテラシーなのではないかと。
ところで、このような記事を書いている最中、ふとですね。それでは私はマネーリテラシーが高いのだろうか、と考えてみた所。
毎日コンビニでお茶を買っている私は、これで良いものかと。
でも水筒は重いしなあ。
マネーリテラシーを高めるためには面倒でもやらなければならないという、良い反面教師ではないでしょうか。
お金のトラブルこそ面倒なので、あまり起こしたくないものですね。
お後がよろしいようで。
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