浮遊する無名作家の浅慮

絵がうまくなる為の、超・初歩の初歩を学ぶ。

絵がうまくなる為の、超・初歩の初歩を学ぶ。
リイィィィィ――――シュ!!
さて、前回の続きです。

私という人間はですね、これまで絵に関してはごまかしばかりをやってきた訳です。改めて絵を学ぶ、とした時にですね、一体どの程度のレベルに居るのかという事を、実感させられてしまいました、というお話だった訳ですが。

我ながらですね、これは驚くべき底の浅さでした。宝箱の中身はミミックだった! と言いますが、入っていたのはミミガーではないか。

そして、それはおいしいのではないかという。

そこでですね。黙っていても、なんともならない事は明白です。「きっとなんとかなるって」の台詞で有名な麻倉葉くんですが、やはり「ようかん!? 食いてえのかコラァ!!」と言われる程度には、殴り合いの喧嘩も仕掛けていかなくてはならないのでしょうか。

そして、それはおいしいのではないかという。



 まず、モノを立体で捉える力を。

という事でですね、私はまず、こちらをテーマに掲げさせて頂きたい、といった所で。

やはりですね、私の目に狂いが無ければのお話なのですが、万物は立体によって構成されているのではないかと思うのですね。

それはつまり、丸や、三角や、四角、ではなくてですね。

球や、三角錐や、立方体から成っているのではないかと。

ここには大きな違いがあります。これは言わば、XとYにZが加わった時の高揚感。海馬社長も高らかに、「X・Y・Z!! ドラゴンキャノン!! ヘァッハッハァ!!」と言ってくださるのではないか。

そしてそれは、特殊効果付きモンスターではないかという。

つまり、紙の上に描いていたとしてもですね、頭の中で考えているのは立体なのでは、という事なのです。

この矛盾が克服されない以上、どのように練習を積んだとしてもですね、それは遠回りになってしまう可能性があるのではないか。

という事は、まず立体を描いてみれば話が先に進むのかもしれない、と思った次第でございます。

そこで、今回新たに見付けてきたレクチャーサイトはこちら。

人を描くのって楽しいね

これは某、元マンアシの嫁さんから教えて頂いたサイトなのですが。人を描くという事についてですね、先ずは最も簡単な立方体で表し、それを徐々に細かくして行こう、といった趣旨のサイトだということで。

これは、今まさに私が欲している情報なのではないかと思った訳でございます。

私も、このサイトで学んで、徐々にですね。画力というものを、向上させて行ければ良いのではないかと。ジョジョに。

私もいつかあの、時間を止めるズギュウウゥゥンな強敵に対し、斜め上から特殊なポーズで指をさし、こう言いたい。

てめーの敗因はたったひとつだぜ……てめーはおれを怒らせた。と。

JOJOに。



 ということで、早速やってみる。

モノを立体で捉えるという事でですね、まずは顔から始めてみたいと思います。

それはですね、先程紹介させて頂いたサイトが、顔から始めている、という事に由来するのでございますが。

やはりですね、顔というものは、球体によって構成されているものだと捉えるのが、最も都合が良いということで。球体にお面が張り付いているという感覚が大事なのだと、先のサイト様には書いてありました。

しかし、球にお面が張り付いていると言いますと、どことなくこう、戦隊ヒーローを思い出しますね。早速、描いてみるとしましょう。

顔の練習 正面
球にお面を張り付けてみた。

なるほど。やはりこれは、戦隊ヒーローではないか。

顔の練習 煽り
若干角度を付けると、立体感が出るようだ。
しかし、この球の形。お面の形さえ覚えてしまえば、色々と応用が効くようになりそうですね。これならば、画力のお粗末な私にも理解ができそうですよ。

よーし! 色々描いてみよう!

モノによって掛けている時間が違うのはご愛敬。
こうしてみると、角度によって顔の形も色々と変化していくであろう事が分かります。
気になる俯瞰でしたが、球の上側が見える事によって遠近感が働き、お面が小さくなるものと考えれば、以前のように不格好な形になってしまう事は無さそうですね。

また、Palmieさんの方で紹介されていた『煽りの形はWを描く』という事についてもですね、これはお面の形を考えれば、よく分かる話になるという訳ですか。

素晴らしい……!!

思いがけず、よいサイトに巡り会えたものですね。ありがとう嫁様。

これで私も、練習材料を増やすことに成功したのでしょうか。



さて、これをどうやって顔にして行けば良いのかというお話なのですが、残念ながら今の所、私はこってりとした漫画らしい絵しか描けない、という問題がありまして。

そのうちに、それも改善して行ければ良いなあ、などと考えているのですが。

ところで、このような練習をしているとですね、ふと自分がもしかすると絵描きを目指しているのではないか、と思ってしまいがちですが。残念ながらと言いますか、私は多分、そのレベルには到達できないのではないかと考えております。

なので、今はそれなりにですね。自分の思い描くキャラクターを、紙の上に起こせればOK、といったところで。

次回、続けて全身を描いてみようかな、と考えております。

お後がよろしいようで。


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とりあえず、全身を描いてみる。

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