※この記事の5割程はジョークによって構成されています。googleなどで検索すると詳細な内容が沢山出て来ますので、『へえー』以上の情報が知りたい方はそちらへどうぞ。
ところで、唐辛子には毒性があるということ、ご存知でしょうか。
私はつい最近までこの事実を知らず、大変にショックを受けております。と言いますのも、いつの頃からか辛い物は大好きで、大好きすぎて医者に止められる程、辛い物を食べていた時期もあった位でして。
もはやこれは、現実世界における沖田ミツバではないか。いや、それは言い過ぎですが。さすがに、私にはタバスコ一本使ったりする度胸はありません。
あと炎も吐けません。
赤甲羅なんて飲めませんよ。
辛い物は、食べれば食べるほど好きになる。
辛い物が好きな人というものは、どんどんとそれがエスカレートしていくのですよね。始めは少し唐辛子を舐めただけで、その刺激に悶絶するものです。まるで電撃を浴びてしまったかのように身体は硬直し、目から涙はだだ漏れ。その漏れ具合たるや、もはや多い日用ではカバーし切れない程の何かがあります。
やはり、ここはおむつを頭に被るべきではないか。
『四川風ほにゃらら』なんて見るのも嫌だった時代から、辛味に慣れて行くにつれて、もはや四川風が良いのではないかと思える程に変わってしまう。それが、辛い物の持つ魔力な訳です。
四川風麻婆豆腐。美味しいですね。四川風担々麺。黒ゴマの風味が素敵ですね。四川風四川。逆から読んだら微妙に読めない所が良いですね。
あ、四川風四川という食べ物はありませんが。
唐辛子に入っているカプサイシンというものはですね、これは発汗を促すのですね。なので夏場の暑さしのぎには、うってつけの食材なわけです。
そのような、真夏のクールビューティーでありながら、実は冬場にも効果を発揮します。唐辛子に入っているカプサイシンというものはですね、これは体温の上昇を促すのですね。これが、冬場は身体を温める良い食材というわけなのです。
夏場でも冬場でも役に立つ食材。それが唐辛子であり、カプサイシンという訳なのです。
体温上昇して汗かくからイーブンじゃないのか、という話はさて置いて。
これらの情報を見る限りだと、唐辛子というものは身体に良い食材のような気がして来る訳なのですね。そして、食べ続ける事によって量が増し、やがては牛丼の肉が見えなくなる位に七味唐辛子を掛けるようになってしまい、もはや牛丼屋に何を食べに来たのか分からなくなってしまう。
これは牛丼ではなく、七味丼なのではないか。
しかし、このカプサイシンですね、良い事ばかりではないのですね。
唐辛子の、わるいところ。
唐辛子に含まれるカプサイシンですが、実はこれ、癌を促進する効果があるということが分かっていたそうで。マウス実験における LD50(半数致死量)は、経口 LD5047.2mg/kg、皮膚 LD50 512mg/kg、カプサイシン単体の発がん性は不明である。一方、他の物質と同時に摂取するなどで癌発生を促進する可能性を示す研究がある
wikipedia『カプサイシン』項目より引用させて頂きました。
これには驚きました。正直私には、英語の論文などはまるで読めなかったので、詳しい事は分からないのですが。どうやらマウス実験などで実証されてしまったようなのです。
マウス実験という所がポイントですね。マウスということで、これはやはり安心度が違いますね。
また、カプサイシンには致死量というものがあるそうで、やはり過剰に摂取してしまうと、危険だという事もあるようなのです。
大体ですね、1kgほどのカプサイシンを1日に摂取すると、死に至る可能性があるそうなのです。怖いですね。
犯罪者の98%はパンを食べている、という報告と同じ位には衝撃的で、恐ろしい研究結果ですね。
なお、唐辛子にはアドレナリンを分泌させる効果がありますが、これが過剰に分泌され過ぎてしまう事によって、パニック障害や鬱病、睡眠障害なども引き起こしてしまうそうなのです。
これは、韓国では『火病』と呼ばれ、わりとメジャーな病気らしいのですが。
火病と聞くと、もはや私にはファンタジーの世界にしか思えませんよ。
ポケモンではやけどになると攻撃力が二分の一になってしまいますが、やはり火病もそうなのでしょうか。そうだとしたら、やはりここは『もらい火』で火を受けつつ、能力アップを図ってですね。
そう、我々も唐辛子に対しての対策として、今こそ特性『もらい火』になるべきではないでしょうか。
私としましては、そのような対策をご提案させて頂きます。
ところで、私はそれでも唐辛子が好きで、やはりピザなどにはタバスコを掛け過ぎてしまう傾向にあるのですが。
そのためか、辛味を感じなくなって来たなあ、と思っていた最近。
四川風麻婆豆腐なるものを食べに行きまして、そこで少しわくわくしながら品を待ちました。
一口食べました。
私はですね、このように辛い食べ物が身近にあるという事に、大変な衝撃を受けまして。
「……これ、辛すぎない?」
と父親に申したところですね。
「まあ、ちょっと辛いかな?」
という、『お前味覚大丈夫か?』と思えるような出来事がありまして。
やはり、何事も過剰は駄目であると。私も行く末はこの男のようになってしまうのかと思い、辛い物を暫く絶つ事を決意いたしました。
ところでXO醤、おいしいですね。
お後がよろしいようで。
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