浮遊する無名作家の浅慮

偏頭痛とは。実体験から原因と対策を模索する。

偏頭痛とは。実体験から原因と対策を模索する。


いつものように、朝食のついでにテレビのスイッチを点けたんですよ。
そうしたら、NHKで偏頭痛についての特集をやっていたということで、ああ、これは私も経験があるな、と思ったのですね。

偏頭痛と言えば、特に何も原因となる事が思い当たらないのに、ある日唐突にガンガン、ズキズキと痛くなっていき、やがて立っているのも苦しくなり、吐気を催す所まで行ってしまう頭痛ですね。
そして、原因が分からないという。

もはやこれは病気ではなく、私が私の頭を殴っているのではないかと。むしろこれは、セルフピコピコハンマーではないかと。
そのような事も考えたものです。

同じ病気のお話をするのであれば、例えば『アトピー』の語源はギリシア語の『atopos』から来ておりまして、これは『特定されていない』『奇妙な』という意味を持った言葉でして。アトピーとは原因を特定するのが非常に難しい病気です、ということで、このような名前になっているそうなのですが。

そういったお話からするとですね、偏頭痛もまた、非常に特定するのが難しい病気のひとつである、ということで。私も中々にですね、対策するのは苦労したものです。

ひとたび外を出れば、ほらあっちでも偏頭痛、こっちでも偏頭痛という。これでは、まるで私が両手にピコピコハンマーを持っているようではないかと。ピコピコハンマー祭りではないかと。

そんな頭痛を、小学校に入る前から起こしていたものですから、もう大変なことです。
小学1年生が両手にピコピコハンマーを持っているのは、少し可愛らしいですね。

さて、そのような悩みを抱えていた私なのですが、長い時間を掛けてですね、少しずつ、頭痛が起こる可能性を潰していく事に成功しておりまして。

もしや世界のどこかで偏頭痛に悩まされる方がいらっしゃるようであれば、私の対策もひとつのヒントになるかもしれないと思いですね、このような記事を書かせて頂いている次第なのですが。

決してですね、医学的にどうこう、という事が書かれた内容ではございませんので。その点につきましては、ご理解頂けると助かります。


結論としましては、『温度』と『天候』、『眼精疲労度』、そして『睡眠時間』というのが、偏頭痛の原因になっているものではないかと、私は考えております。

極度に身体が冷えないようにし、特に雨の日には予め頭痛が起こる事を覚悟し、眼精疲労がないようにし、睡眠時間を『長くも短くもなく』適切な時間になるよう、調節すること。

これだけで、ある程度の頭痛は防ぐことができます。現在の私はですね、これらの要素を意識して頭痛をコントロールしております。



 偏頭痛との出会い:頭痛の原因が分からない。

さて、遡ることウン十年前、まだ当時5歳だった私に、唐突に天啓は訪れました。そう、それはまるで孫悟空。これまで悪さをして来たツケが回ってしまったのでしょうか、ある時こめかみの辺りが、ズキズキと痛むようになってしまったのです。

最初はいつも、「あれ、痛いかな」と思う程度のレベルでありまして。これが、すくすくと成長する虚栄心か何かのようにですね、どんどんと自己主張を始める訳です。

気が付いた時には、もう手遅れ。段々と痛くなりますので、「あれ、ちょっとやばいかも」と思う頃には、動けなくなってしまいます。

その痛みたるや、言葉では言い表せない程のものです。酷くなると、既にどこが痛いのかも分からず……まるで激しい恋のようにですね。冷めてしまった後は、どこが好きだったのか分からないという具合にですね。とにかく頭のどこかが痛い、となるわけなんです。

その頻度がとにかく多いものですから、私は一週間あれば一度は頭痛、それも嘔吐を伴う激しい頭痛ということで、大変に困らされておりました。
何しろ原因が分からないものですから、母親が心配して病院に連れて行くも、全く異常は見られず。

この年令では、小児用バファリンを使う事も少し躊躇われるということで、私は頭痛に怯え、日々を過ごしておりました。

あ、頭痛をどうにかするために、親の協力を得て眠りにつく訳なのですが、何故かいつも巨大な岩に追い掛けられる夢か、ハイカラな半ズボンの叔父様にヒゲダンスで追い掛けられる夢を見てしまうもので、それにも怯えておりました。
いえ、むしろそれに怯えておりました。

とにかく、あまり無理はしないということで。早寝早起きを心掛ける事で、対策をしようとしておりました。
しかし、効果はあまり感じられませんでした。



 偏頭痛5~10年目:頭痛の原因は目の疲れか?

小学校も後期に入るとですね、私も長いこと騙し騙しやってきた近眼が更に進んでしまいまして、遂には眼鏡を掛けなければ黒板が見えない位のレベルになってしまっておりました。
一番前の席を志願するのですが、それでも見えないという日々が続いた訳ですね。

そんな中、眼精疲労には眼精疲労をということで、私は念願叶って、両親にゲーム機を買って頂ける事になりまして。

それまでは、私がゲームにのめり込む事を知っていたからでしょうね、両親は頑なに、私にゲームを買い与えませんでした。
今となっては、それが正しいような気もしております。

私のゲームを見る目たるや、それは獲物を見つけた肉食動物のような顔をして、よだれを垂らしてゲームにかじりつく有り様でしたから。
いえ、決してゲーム機がよだれだらけになっているわけではありませんが。

しかし念願叶った結果ですね、このゲームに現を抜かした私は、何故かこれまでよりも更に頻繁に、頭痛が起こってしまう事に気付いたのです。

一時間~二時間もゲームをやっていると、すぐに孫悟空になってしまう私。この時の頭痛は酷いもので、遂に嘔吐も復活してしまいました。
暫くの間、逃げ続ける事に成功していた、巨大な岩とヒゲダンスの叔父様もですね、またその姿を露わにする時が来てしまいました。

すると、その症状は更に悪化してしまいます。
視点の焦点が定まらず、近くなったり遠くなったりして、歩くことが難しくなってしまうようになりまして。

これには流石の両親もですね、私に規制を掛けまして。『ゲームは一日30分』と時間を決め、私は念願叶ったゲームも、できることはなく。
30分では、ろくに進められません。偉い人には分からないのです。

勿論私は規則を破り、頭痛に遭うという事を繰り返しておりましたが。


 偏頭痛10~15年目:原因はひとつではなかった。

さて、そんなゲームも更に歳が進むとですね、そこまで興味を覚えるものではなくなってまいります。
相変わらず、面白そうな作品を見掛けるとつい欲しくなってしまいますが、それよりも私は舞台演劇という作品の創作にのめり込んでしまいまして。元々何かを作るのが大好きだったもので、そればかりやっておりました。

しかしながら、相変わらず頭痛は訪れます。それも、徐々に悪化しておりました。ゲームをやる頻度は減った筈なのに、頭痛は頻繁に訪れるようになっておりました。
何故でしょうか。やはり、日頃の行いが悪かったのかもしれません。

ここはやはり、迷惑を掛けてしまった方々に謝るべきではないかと。
「きのこの山? たけのこの里の劣化版でしょ?」と痛烈なきのこユーザへの批判をしていた私は、遂に気付きました。今まで馬鹿にしていてごめんなさい。きのこもおいしいよ。

しかし、頭痛は治まることはありませんでした。そんな中、とある事に気付きます。

それは、「コーヒーを飲むと、頭痛が改善する」ということ。

きのこ関係ないじゃん。

思えばこの頃の私は、夜間学校に通っていたため、就寝時間は非常に不規則。もちろん起きる時間も不規則ということで、寝不足・寝過ぎを交互に繰り返すような生活をしていたのです。

様々な事を試すと、段々と分かってくる事があります。

コーヒーを飲むと治まる頭痛と、そうでない頭痛がある。
バファリンを飲むと治まる頭痛と、そうでない頭痛がある。
寝て改善する頭痛がある。寝ても状態が変わらない頭痛がある。

この頃には、私はあることを考えるようになっておりました。

もしかして頭痛の原因は、ひとつでは無いのではないかと。


 偏頭痛その後:考えられる可能性を潰していく。

それから、何年も掛けて頭痛の原因をひとつずつ排除していき、現在に至るというわけなのですが。
もう長いこと付き合ってきた頭痛ですから、私もですね、少しずつ愛着が湧いてくるようになりまして。

まるで、我が子が泣く面倒を見てあげるような。
嘘です。本当は今でも憎くてたまりません。

しかしながら、少しずつ法則というものがですね、見えて来たのです。

  • 雨の日の午後は、頭痛が酷くなる。この頭痛は、薬で解決する。
  • 長時間PCやタブレットを見た後の頭痛に薬は効かないが、熱い風呂に入ることで緩和できる。寝ると治る。
  • 寝不足の頭痛は寝るしか無いが、寝過ぎの後の頭痛は薬を飲まないと寝ても治らない。
  • コーヒーを何日にも渡り続けて飲むと、止めた時に頭痛がする。これは耐えるしかない。
  • 頭痛と寒気を同時に感じたら、風邪を疑う。
  • 頭痛が無い時は「神様ありがとうロマネスコ」とハッスルする。

あ、ロマネスコというのは、カリフラワー系列の野菜の名前です。

調べて分かった事としましては、頭痛には『血管が拡張してしまって痛い頭痛』と、『肩こり・眼精疲労などからくる緊張型の頭痛』という二種類の頭痛がある、ということです。

血管が拡張して痛い頭痛は、薬を使うか首裏を冷やすのが効果的ですが、緊張型の頭痛に関しては、血流が悪くなってしまっているので、今度は暖めなければいけない。

なんとも我儘で「何だお前ああ言えばこう言うか」と思ってしまいますが、この二種類の頭痛が合せ技で来るのが最悪で、こうなると暖めても冷やしても駄目、となってしまう。
この理屈で言うと、暖めてから冷やすと治るのかもしれませんが。音感スイーツのようですね。




そんな事がありまして、今では寝過ぎ以外の頭痛に関しては、ある程度頭痛が来る前にコントロールできている私ではありますが。
寝過ぎはですね、これはもうどうしようもない。寝不足に対しての睡眠でありますので、寝過ぎなければ身体が楽だとは、一概には言い切れないのです。

そもそも寝不足にならなければ良いんじゃないかとは思いますが、仮にも社会人である手前、どうしてもそうは行きませんよというのが世の常ではないのかと。
ということは、今こそ昼寝でしょう。

やはりここは、日本の会社にもシエスタを導入するべきではないのかと。それが寝不足、更には寝過ぎを抑制するための、最も有効な方法ではないのかと。

そのためにこそ、某芸能人格付なんとかという番組で使われているような、目の描かれたアイマスクを社員に配るべきではないかと。
むしろそれは、眼差し的にやる気があってなおよろしいのではないかと。8時間くらい付けているべきではないかと。

そのような事を考えてしまう次第でございます。

お後がよろしいようで。


スポンサーリンク
スポンサーリンク

0 件のコメント :

コメントを投稿