とある駅前を歩いていたところ、目の前スレスレをこれまた可愛らしい女性が突如として通過し、「やばいこのままでは蹴ってしまう……!」と思い、慌てて女性を避けました。
そうしたら、その女性が向かって行くんですよね。謎の、『関係者以外立入禁止』と書かれた建物へ。
『関係者以外立入禁止』
特にスーパーや飲食店でも無さそうだし、どちらかと言えば駅前なので、関係者と言いますと、おそらく電車に関係する方々なのではないか。そうだとしたら、あのように可愛らしいお人形さんのような女性が、実はシュッとしてはる駅員さんだったのかと、私は衝撃を受けました。
可愛い顔してあの娘わりとやるもんだねと、ホイッスルなど格好良く取り出して、『黄色い線の内側までお下がりください』などと言ってしまうのかと。
黄色い線とは言いますが、実際の所、目が不自由な方のために用意されている凹凸などありますので、むしろ黄色い線と言うよりは黄色いタイルなのではないかと。
黄色いタイルを黄色い線と呼ぶ事ができるのであれば、ここはむしろ黄色い矢印、つまり『せがれ』の出番ではないかと。
むしろ母親はキリンではないかと。
思わずそのような事を考えてしまった訳なのですが、そうだとしてもやはり服装はTPOに合っていないのではないか、と思わず考えてしまいました。
そこに来るまでのルックス的要素を加味したとしてもですね、やはりあの服装では「黄色い線の内側までお下がりください」と言うよりは、「黄色ってマジかわいくない? ヤバイ!」と世間話をしていた方が可愛らしくてよろしいのではないかと。
そこまで考えた所で、扉に向かっていた女性は、扉の隣の植え込みに荷物を置いて、遂には腰を下ろしました。
どうやら、ギリギリの所で関係者では無かったようで。
つまり、夫婦で沖縄旅行に行こうと決意した結果、辿り着いてみたら何故か新千歳空港だった時のようなギリギリ感ではないかと。
「いやー、惜しかったね。飛行機って所までは合ってたのにね」と、そういう感じではないかと。
私としましては、そのような結論に至った訳です。
ピーマンって、放っておくと実は赤くなるんだって!
さて、可愛らしい女性と言えば、ほんの十数年ほど前に、とある場所で、ピーマンについて話をしている若いグループに遭遇した事がありまして。そのうちの一人が、ある時こんな事を言いました。
「ピーマンって、放っておくと赤くなるんだって!」
その時の私は、大変恥ずかしい事に無知だったものですから、「ピーマンは緑の品種で、赤ピーマンは赤い品種なんだよなあ」などと知ったかぶりも甚だしい事を頭に思い浮かべてしまった訳なのですが。
その後調べてみた所、『ピーマンと赤ピーマンは収穫時期に違いがあるだけで、実は同種の存在である』という事を知りました。
間違っていたのは私の方。これはお恥ずかしい話なのですが、当時は本気で『品種が違う』と思っていたのです。
さすがは若いと言っても女性、料理もろくにできない私よりは遥かに、食材についての知識を蓄えているようです。
「えー、じゃあパプリカって、赤くなったピーマンのことなの!?」
「あー、そうかもねー!」
ピーマンとパプリカの品種差については惜しい所のようで、はっきりとは答えておりませんでした。
私も昔、「あー、マリオブラザーズの8-2って難しいよね。あるある」と、クリアもしていないのに答えた事がありますので、ここは納得です。
「またまた、ピーマンとパプリカが同じなわけが……」と、勝俣の前フリに近い事を考えてしまった私なのですが、なんとこれも100%、「NO!」ではないようなのです。
調べてみた所、パプリカとピーマンは一応名前が違いますので、これは区別されているようですね。
しかしながら、どちらもナス科トウガラシ属トウガラシ種という所まで同じなので、もはやこれはピーマンの一種とも言えるようなのです。
ピーマン、パプリカ、シシトウの3つは、植物学的には同じとのことで。
その時、私は思いました。
これはトウガラシと言うよりも、むしろピクミンではないか。
何故なら、ピーマンも緑→赤へと変わっていく中で、様々な色になるのです。ということは、赤ピーマンは炎に強い可能性があります。
黄ピーマンはバクダン岩を扱う事ができるのではないか。
青ピーマンは水中でも呼吸ができるのではないか。
そこまで考えた所、私は気付きました。
ピクミンは、厳密には『ピクピクニンジン』という野菜から来ているようなので、残念ながらナス科トウガラシ属ではないようなのです。
そこは是非、ナス科トウガラシ属トウガラシ種であって欲しかった。
今回のオチ。
青ピーマンは水中で呼吸ができる訳ではないと落胆していた私の所に、こんな言葉が聞こえて来ました。「えー、じゃあ、シシトウも放っておいたら赤くなるのかな!」
「あー、あるかもねー!」
どうせ青シシトウも水中で呼吸ができる事はないだろうと高を括っていた私の所に、そのグループの一人が言いました。
どうせ、水中で呼吸できるわけが。
「……ししとうって何?」
母親はキリンかもしれませんが。決してですね、ライオンっぽいお父さんの事ではありませんよ。
お後がよろしいようで。
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