浮遊する無名作家の浅慮

もっと、来た人に『面白い』と思って貰えるブログでなければ。

もっと、来た人に『面白い』と思って貰えるブログでなければ。


そんな事を考えながら、2016年も終わりそうです。



毎度毎度、書く度に『どんな内容なら良いかな……』なんてことを考えながら書いている訳ですが(そんなのは記事を書く人なら皆さん同じでしょうが)、このまま同じ事を続けていても、あまりこのブログというのか、コンテンツとしての面白さを追求できていないよなあ、という話。

ドメインを取ってから活動を始めた時期も遅かったので、一年間で見るとブログに割いている時間なんてものは取るに足らない訳ですが。
それでも、『単なる日記』ではインターネット上にアップする意味も無いだろうという想いがあり、それなりに考えて来たつもりです。

しかし、面白くない。

このままでは、面白くないのではないだろうか。

というか、他の人でも書けるんじゃないだろうか、こんな内容。

どうすればいい?

もっとコンテンツとして面白く、かつ、できれば有用な内容であって欲しい。



 一年近く放置していたブログを、『コンテンツ』にしようと思ったきっかけ。

そもそも、本来このブログは人に見せるようなモノではなく、自分が小説を書くために欲しかった情報をまとめたものでした。
説明形式なのも、自分が後で読むため。もし読者さんが居るとするなら、それは作品経由で繋がっていれば良いでしょうよ、とかそんなノリでした。

それを変えたのは、とある人が『インターネットコンテンツで収益を得られるようになりたい』という強い想いを持っていたからです。

何しろ私にとってのインターネットって、情報を検索するための場所か、自分の作品を公開する場所でしか無かったもので、少し衝撃でした。

インターネットコンテンツで収益を得る。そんな、一部の強者になろうということなのか。
俗に言う『ブロガー』とか『ユーチューバー』になろうということなのか。それって、一体どんなモノなのか。


一人では、途中で挫けてしまうんじゃないか。やったことないから分からないけれど、きっとそれは遠い道程だろう。

よし、ここは私が人肌脱ぎましょう。特攻隊長として、あらゆる失敗と成功を提供しようじゃありませんか。


ということで、案ずるより産むが易しといった具合に、始めてみようという流れになりました。まあこれは内部でちょっとしたいざこざもあって、そう遠くない未来に経済的自立を求めなければ生きていけなくなる事が分かってしまったから、というのもあるのですが。

ですが、インターネット上にコンテンツを作成するということは、それには『読者』を呼び込まなければなりません。ということは、まあこれは当たり前なのですが、少なくとも『コンテンツ』として確かな価値を生むモノにしなければならない、ということです。

作品を公開することで価値が生まれる、というのは、なんとなくイメージできる所もあったのですが。それがブログとなると、これは難しい。

「ブログって、日記みたいに文字を書き綴るだけの場所でしょ……? それが人気って、一体どういう事なんだろう……」

そこでようやく、『ブロガー』の方々が公開しているモノに触れる事になるのですが。




 世にある、『ブログ』というコンテンツの大きさ。

いや、これがすごい。作品とは遠い所で、もっと違う……そう、まるで情報の集合体のような。ブログ=日記のイメージが染み付いていた私には、驚くべき世界でした。

言ってしまえば、ブログとは世にあるコンテンツや作品、或いは思想や感情までもを『シェア』するためのツールです。
そういった意味では、後発のTwitterやFacebookと同じ意味合いを持つものなのでしょう。

もう既に、今の段階で「ブログは古い」なんて言われていますよね。

思えば私も検索媒体として使う分には、何度も人様のブログを訪れていました。ところが、これが書く方に変わると途端に、何を書いて良いのか分からなくなってしまう。

そして、文章を読んで貰える事に喜びを感じたり。または、評価を受ける事に恐怖を感じたり。
これは、やってみなければ分からない事ですよね。

ある時自分の記事がシェアされて、多数に読まれたりもするという事を知りました。

『炎上』というものが何なのかを知ったり……いや、これは改めて、何が起こるのか分からないという所が怖い。
インターネット上で安易に騒ぎ立てる人が居るとするなら、私としては心臓に悪いから止めて頂きたい。
まあ、無くなる事は永遠にないでしょうから。覚悟してやっていく以外に、道はない訳ですが。


少し話が逸れましたが。


とにかく、ブログというのは『情報を拡散させる』という意味で、今でも大きな一つのツールだと思っています。
そんな中で、どのような情報を、どういった形で、誰に対して拡散すれば良いのか。

そのような問いに対する答えを、今は探しているような状態です。




 アクセス数については、正直どうでもよくなった。

最初の方は気にしていましたが、何だかあんまり気にしても仕方がないような気がしていたので、とりあえず今は良いコンテンツを作る事に意識をシフトさせたいと思います。

勿論、だからといってSEO対策なんかを調べない訳ではないのですが……意識として、PVが伸びない事にストレスを感じたり、収益がどうのといった事に頭を悩ませたりというのは、少しベクトルがずれているような気がして。
あまり、価値を感じなくなって来たんですよね。

その記事が面白く、有用で、人に楽しんで貰えるような情報であれば、そのブログはきっと良い評価になっているでしょう。

面白いと思う人が増えれば、結果としてそれは、PVや収益といった形で返って来る事でしょう。

ということは、PVや収益、Googleからの評価を直接的に期待するよりも、良いコンテンツを作る事に注力し、それが良い進化を遂げてさえいれば、自ずと評価は上がっていくという訳です。

これからブログを始める人が居るとすれば、私もまだまだ勉強途中ですが、そんな事を意識した方が良いのではないかな、と思います。

なんか自分のサイトの評価『だけ』を上げようとするのって、四苦八苦しているうちに、若干の虚しさを感じてしまったんですよね。
中身を良くすることについては無頓着なのか。どうなんだ。ということで。



拙文ながら、文章構造やストーリーの作り方に対しては若干の知識がありますので、どうにかこれを応用して、記事を面白くできないだろうか……と、今では思っている所です。
それが作品にも活かせるのであれば、尚良し。ではないでしょうか。

なんだか長々と書いてしまいましたが、『インターネットコンテンツって何だろう』という事を少しばかり考えてしまったので、このような文を書きました。



もっと、来た人に面白いと思って貰えるようなブログになることを目指さなければなりませんね。


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