浮遊する無名作家の浅慮

喫茶店『銀座みゆき館』で、高級感のある和栗のモンブランを。

『銀座みゆき館』で、高級感のある和栗のモンブランを。


というわけで、今回行ってきたカフェはこちら。

CAFE de GINZA MIYUKI-KAN | 銀座みゆき館

『Cafe de Ginza miyuki-kan』。
友人との用事の延長線だったので、今回は本店ではなく、有楽町駅から歩いてすぐの所にある『2丁目店』にお邪魔しました。




とにかく、めっちゃ大きく『CAFE』って書いてあるので、一体どういう名前のカフェなのかと思ってしまいましたが……よく見たら、ちゃんと名前が書いてありました。

銀座みゆき館 お店の外観
窓からこっそりと、中を覗いてみる。

店内、とてもレトロな雰囲気ですが……どこか綺羅びやかで、一概に古いとも言わせないような。
モダンな空気も併せ持つ、といった感じ。店員さんの接客はとても丁寧で、それがますます高級感を醸し出しております。
良いのだろうか、こんな所にいかにも庶民な服を着た私が入ってしまっても……。

どうやらここでは、『和栗のモンブラン』というケーキが代表的なようです。
友人は私がモンブラン大好きな事を覚えていてくれたようで、こんな所に連れて来てくれました。

銀座みゆき館 メニュー一部
見るからにうまそうだ。

だったらもう、これを頼むしかないでしょう……!!


ケーキとドリンクのセットを注文。モンブランにコーヒー……も悪くないですが、夕刻に差し掛かっていたので眠れない事を恐れ(筆者はカフェインがかなり効く方)、カモミールティーとのセットにしました。
わくわくしてきたぞ……!!
一方、友人はケーキと甘い飲み物をセットにしたい様子。

「ドリンクを単品と、このケーキを……」
「すいません。ケーキ単品は受け付けていないんです」

そうなんですか!!

なるほど、ケーキ単品の価格が書かれていないので、単品注文ができないんですね。ケーキを頼む場合は、ドリンクが必ずセットになってしまうのか。
ここは、少し注意が必要かもしれません。

それなりの待ち時間があり、品物がテーブルに運ばれてきました。

銀座みゆき館 和栗のモンブラン


さて、と。まずはモンブラン。

さっくりとしたメレンゲと、和栗クリームの風味が口いっぱいに広がります。スポンジじゃないのか……!?
すごい。モンブランにはスポンジケーキという固定概念が、たやすく覆されてしまう。
軽い口当たりのメレンゲと、濃厚な和栗クリームの相性は抜群です。

とは言っても、和栗クリームだけではしっかりし過ぎていて逆に重く、飽きてしまいそう……だと思っていましたが、ひとたび和栗クリームを食べていくと、その内側に生クリームがしぼられている事に気付きます。
口当たりふんわり。栗の持つ独特な重さを、これで解消しているという事なのでしょうか。

モンブランはよく、栗が重くて食べにくいか、生クリームがしつこくて食べにくいか、といった問題が発生してしまうものですが……これは、どちらにも該当しない絶妙なバランス。

こんなケーキが有楽町にはあるんですね。東京都なのでやっぱりお値段はそこそこですが、やはりそれだけの価値がある。

セットで頼んだカモミールもばっちりでした。普段はダージリン等の紅茶を頼む所ですが、和栗が程良く渋いので、リラックスできるハーブティーの組み合わせがいい。

これは……和む。

仕事の合間に、とても贅沢なカフェタイムを楽しむ事ができました。
次は他のケーキも食べてみたいなあ。


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