浮遊する無名作家の浅慮

東急東横、代官山駅から徒歩5分。『カフェ ファソン』の味は芸術だ。

東急東横、代官山駅から徒歩5分。『カフェ ファソン』の味は芸術だ。


というわけで、新しい喫茶店に行ってきました。





今回訪れたのは、東急東横・代官山駅から徒歩5分圏内にあるお店、『カフェ ファソン』。以前から行ってみたいね、という話はありながらも、あまり代官山に行く機会が無い事もあって、先延ばしになっていました。

今回こそということで、中に入ってみた訳なのですが。


カフェ ファソンの看板


お店の看板は、こんな感じ。

コーヒー好きのために、どのコーヒーがどういった味なのかが一目で分かる図が看板に貼られています。
そうそう、マトリクスなんて呼ばれますね、この図。

写真では見辛いですが、『甘み』と『コク』、『苦み』と『酸味』にそれぞれ分かれています。
こういう表示があると、色々と選び易いですよね。

筆者もコーヒー好きの癖に、豆の種類については殆どよく知らないというにわかスキーなので(ブレンドばっかり飲んでるからだ)、今回の表には大変助けられました。




といっても、結局表には無いものを頼んでいるのですが。なんでだよ。

カフェ ファソンのチーズケーキとコーヒー

写真はベイクドチーズケーキと、『エルサルバドル』という名前のコーヒー。

もうね、チーズケーキの『下の生地にくるみが練り込んであります』とか、コーヒーの『ナッツのような後味、フルーティな香り』とか、私に頼ませるように仕向けたとしか思えない内容だったので、迷わず注文しました。
……嘘です。本当は食べたいものが多過ぎて、結構迷いました。ごめんなさい。

まずはコーヒー。信じられないくらい、コーヒーっぽい香りがしない。本当に、果実のような甘い香り。これ、本当にコーヒーか……!?

すっきりとした飲み口で、嫁さんにも好印象。とても飲みやすいので、これならコーヒーが苦手な人でも飲めるかもしれない。

比較的、サイフォンで淹れた時に近い雰囲気です。サイフォンでは無いんだと思うけど…………どうなんでしょうか。調理場が見えなかったので、よく分かりませんでした。

続いてチーズケーキ。

めっちゃ生地細かいです。

もう一度言います。

めっちゃ生地細かいです。

大事な事なので。
しっかりと重い口当たりなのに、そこまでお腹にたまらないという不思議な感覚。あっさりとした生クリームは、濃厚なチーズケーキによく合います。
そして、食べた後にくるみの香ばしい香りが鼻をくすぐる。
こんなもの、美味しくないわけがなかろう。

コーヒーもチーズケーキも上品すぎて、これが450円で良いのか……!? と思えるような内容。合わせて900円です。午後のティータイムとしては、まあまあ普通な価格。
でも、味の上品さを考えると、もう少し値が張っても仕方ないかな、と思えるくらいのものでした。

カフェ ファソンのコーヒーゼリー

こちらは、嫁さんの頼んだ『まほうのコーヒーゼリー』

見た目は、小豆とバニラアイスが合わさったもの。ここに熱いコーヒーをその場で注がれ、バニラアイスが溶けて行くと、何故かコーヒーゼリーになるという不思議なもの!!
気になる味の方は…………すごい上品な味。

コーヒーゼリーってこんなに上品なものだったのか…………!!

知らなかった。スーパーで買うような、あのがっつりとゼラチンが効いたコーヒーゼリーしか食べて来なかった私には、コーヒーゼリーの美味しさというものはいまいち理解できていなかったのです。
今日、分かりました。苦いのに甘いって重たいイメージがあったんですけど、そうじゃなかったんですね。

重たかったのは、質が悪いからだ。

美しい。美しすぎるよ、カフェ・ファソン。
他にも、『半熟ガトーショコラ』だの、『(秋の期間限定)ラム酒が隠し味のかぼちゃタルト』など、気になるスイーツが目白押し!!

これは期間限定が終わらないうちに、もう一度行くしかない…………!!





あ、次に代官山に行くのは来年の話だった…………。


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