こんにちは。
今回はふと思い付いたので、外耳炎のお話をしたいな、と思います。
突然ですが、筆者はアレルギー性の外耳炎持ちです。最も、アレルギー関係は花粉症に始まり殆ど持っているので、外耳炎に限った話ではないのですが……
特に外耳道は炎症を起こしやすく、定期的に耳鼻科へと通っているにも関わらず、一向に良くなりませんでした。
悪化の推移
皆さんそうだと思いますが、やっぱり始めは耳掃除のし過ぎが原因でした。筆者は耳かきが怖くて使えなかったので、赤ちゃん用の綿棒を使ってガリガリ。通常時はまだ良いのですが、花粉症の時期は更に厳しい。一日朝夜2回、特にお風呂の後には綿棒を使うのが習慣になっていました。
ところが、段々と耳掃除の頻度が上がっていき……暇さえあれば弄るようになってしまったのです。
そんなある日、耳が激痛で夜も眠れなくなり。医者に診てもらうと、「外耳炎ですね」。当時耳の病気と言えば中耳炎しか知らなかった筆者は、「なんだそれ」でしたが。
ステロイドを使うも……
その後にステロイド系の点耳薬を貰い、使うように。一旦は良くなり、事無きを得ました。ところが、一定期間で痒くなるのは変わらなかったので、綿棒→ステロイドで我慢→綿棒の日々が続きます。
それでも、暫くは大丈夫でした……外耳炎ループに嵌っていましたが、少し悪くなったらステロイドを使えばまだ、逃げる事ができていたからです。
外耳炎ループの末路
しかし、ステロイドを止めると直ぐに炎症が再発。やがて、ステロイドを使っているのに外耳炎が起こるように。原因は細菌でステロイドは抵抗力を下げるんだから、腫れるのは仕方ない。ステロイドと抗菌薬を両方使って、一時期をしのぎますが……
この辺りで、「綿棒を使うと腫れる、使わないと痒い」という最悪の状態に陥ります。
痒くて夜も眠れないのに、綿棒を入れると腫れる。なんだそりゃ。
体調管理に気を付けているのに、何故か耳だけ悪化していくのは一体なんでなんだろう。と、悩んでいました。
突破口
そんなある時、別の病院に掛かって、点耳薬ではない塗り薬のステロイドを頂きます。リンデロンVGという、抗生物質入りの強いステロイドです。綿棒で塗ってください、とのこと。とうとうここまできたか……
家に帰ってステロイドを塗布。しかし治ると痒くなるので、いつものように綿棒でぐりぐり……と、ここであることに気付きました。
筆者は赤ちゃん綿棒を耳に入れて、回転させるようにして耳に刺激を与えていました。なんだか薬が広範囲に塗れる気がするし、こうする事で痒みがおさまるのですが……
もしかして、これか……?
普段何気なくやっている行動でしたが、全体の痒みがおさまるということは、やっぱりそれだけのダメージを与えているんじゃないのか。
そう思い、綿棒を回転させるのを止めて、痒くなったらステロイドを塗布してみること一週間。
もちろん、綿棒を使う時には極力刺激を与えないように注意。
そうしたら……嘘のように良くなって行きました。
まとめ
今現在も花粉症の時期などやはり辛いですが、以前のように外耳炎で奥まで腫れて夜も眠れない、という事はなくなりました。外耳の皮膚は薄い。それは分かっていましたが、日頃ダメージを与え続けている外耳は、そこまで弱くなってしまうようです。それだけ、デリケートなんですね。
ただ、きちんと皮膚が再生されて強くなっていけば、治らないものでもないようです。
辛いのはループを抜け出す一番始めですね。
外耳炎が治らないと悩んでいる方に、少しでも助けになればと思います。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿