
SE技術と物語 小説の書き方
SE技術から物語構造を考える① 仕様設計とは?
こんにちは。 さて、唐突ではありますが、システムエンジニアやコンピュータプログラマが何かのソフトウェアを開発しようとした時に、利用する構築サイクルについて、皆さんはご存知でしょうか。 複数のエンジニア・プログラマがソフトウェアを開発する際に、うまく目的の物を完...

脚本ノウハウ 小説の書き方
【小説の書き方】起承転結は物語に必要か?
こんにちは。 基礎編が終わり、段々と細かい部分に手を出しつつあります。 今日は、 『起承転結は物語に必要か?』 という内容です。 起承転結でプロットを書いてみると これまでに書いてきた記事を読んで頂ければ分かると思いますが、筆者は起承転結をあまり重...

脚本ノウハウ 小説の書き方
【小説の書き方】『疾走感』の正体
こんにちは。 前回までで一応、初心者向けとして送るべき内容は終わってしまった訳なのですが、 ぶっちゃけどの辺が初心者向けだったのか、よく分からない事になってしまいましたね。 一体何向けなんだ……。上級者向けではないし……。 今回は 『疾走感の正体』 という...

演技論で人物に説得力を 脚本ノウハウ 小説の書き方
演技論で、人物に説得力を④ パーソナルヒストリーの落とし穴
前回の記事にて、行動の理由を追い掛ける事でリアリティが生まれる理由と現象について、説明することができました。 当時の状況を正しく把握し、その行動をする事を前提として、ならばどうして行動したのかを追い掛けていく。このような内容でしたね。 但し、この方法にはひと...

演技論で人物に説得力を 脚本ノウハウ 小説の書き方
演技論で、人物に説得力を③ 『このキャラだから○○』からの脱却
登場人物に説得力を与えよう! という目的のコーナー。 前回の記事では、演技論を語る三人の有名人が登場しました。 これが演劇研究資料なら、これらの有効性について検証する所なのですが! ……今回は物語構造に影響を与える部分についてお話しなければならないので、...

演技論で人物に説得力を 脚本ノウハウ 小説の書き方
演技論で、人物に説得力を② リアルを追求するということ
登場人物に説得力を与えよう! という目的のコーナー。 前回の記事では、登場人物に行動の目的を与える事によって、その人物がリアルに寄っていくよ、というお話をしました。 では、何故そうなるのか。それを疑問に思う事だと思います。 しかし、折角のコラムなので。実践...

演技論で人物に説得力を 脚本ノウハウ 小説の書き方
演技論で、人物に説得力を① デフォルメってどういうこと?
さて、体よくシーンを思い付く事ができ、構造も考え付く事ができたと! そのような状況下で、きっと完結する物語はもう書けるようになっているでしょう。なっている事と思います。 なるんだ! さて、『物語構造の構築』編の最後で、あれはスタートラインだという話をしました...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の構築
【小説の書き方】有効なシーンを思い付け!
前回までの記事で、およそ物語を作るために必要な『きっかけ』のようなものが掴めて来たのではないかと、切に願っております(拙文のこと、申し訳ございません)。 しかしながら、今回は物語を作るためのスタートラインについて、何の説明も無いままに進んでしまいました。 そう...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の構築
物語構造の構築⑥ 一部始終が計画化するまで
さて、『物語構造の構築』も大詰めです。 今回用意したベタなワンシーンから、一連のシーン構成を抜き出してみました。 現段階における、最終的な構成はこちらになります。 物語構造のカタチ ■テーマは『嘘』 ----------------------...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の構築
物語構造の構築⑤ 世界観を設定するために
さて、テーマと登場人物がはっきりしてきたところで、次に考えなければならないのはこちらです。 世界観! 何を今更、と思うでしょうか。実際、思い付いた話のイメージから世界観というものは、何となく考えられてしまっている事が多いかもしれません。 では何故、世界観を...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の構築
物語構造の構築④ 対極の登場人物を設定すると楽?
物語構造の構築、『登場人物』編、後半です。 前回、主人公となる登場人物二人の性格は、対極にすると書きやすいよ! という話をしました。 今回は、そんなお話を少し掘り下げて行けたら良いなと思っております。 昔やっていた事を少しずつ思い出しながら……経験してきた事を...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の構築
物語構造の構築③ 登場人物を考える意味と物語に与える影響
ああ、内容が深くなっていくたびに、説明も難しくなってしまって、それをどうやって簡潔に説明したものか………… 何かを説明する時の永遠の課題ですね。 さて、物語構造の構築、次の課題はこちらです。 登場人物をもっと掘り下げよう! なぜ登場人物を作る段階を...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の構築
物語構造の構築② テーマを考える意味と物語に与える影響
さて、体よく物語の駆け出しから一段落までを追うことが出来たところで! 初めて私達が本当に作りたい、オリジナリティに溢れた部分へと手を突っ込んでいきましょう……!! 1.物語のテーマ 2.登場人物 3.世界観 なかなか、どれも骨が折れそうな内容です。 ...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の構築
物語構造の構築① えっ、テーマ、登場人物、世界観は全部後から作ってもいいの?
前の記事までで追い掛けていた『物語構造の分解』を通して、最も基本的な物語構造について説明して来ました。 と、いうことで! 今回からはタイトルも新たに、新コーナーに移りたいと思います! ここからは複数の異なるシーンを繋ぎ合わせて、物語全体を通して、基本的な...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の分解
物語構造の分解⑤ シーンの前後関係ができるまで
そろそろ、筆を持ったは良いけれど、物語が作れない! という現象からは、脱却出来そうな気がして来ませんか? ……え? 来ない? すいません、説明下手で…… 箱書き、という手法のこと 物語を作る手段として、『箱書き』という手法があります。 言葉につい...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の分解
物語構造の分解④ 状況と目的と行動と結果
前回までの記事で、少しだけ物語を作るためのヒントが現れてきました。 ある一つのシーンが作られる為には、その手前で経験されていなければならない事がある場合が多い、という段階で止まっていますね。 もう一度、おさらいしてみましょう。 ---------------...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の分解
物語構造の分解③ シーンが成立するために必要な経験のこと
前回の記事では完結できない物語について、少しお話をしました。 そこで今回は、想像している物語をどうしたら、先へと進める事ができるか。そんなお話をしていきたいと思います。 前回までのおさらい 作家を目指す甲さんは、ある恋愛話のシーンを思い付きました。主...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の分解
物語構造の分解② 何故、その話は先に進まないのか
前回の記事で、物語構造の分解について、少しだけお話をしました。 概要が分かったところで、今回はより深く突っ込んでみたいと思います。 とは言っても、殆ど物語を書いたことが無い人向けの内容になると思います。完結作品の書ける、中級者以上の方はバックプリーズ。 本当...

脚本ノウハウ 小説の書き方 物語構造の分解
物語構造の分解① さあ、小説を書きはじめよう!
こんにちは。 さて、唐突ですがこのブログは、筆者が研究した小説の書き方についてのまとめを公開する事を第一目標に考えておりました。 せっかく小説の書き方を研究するブログなので、ちょっとそれらしい内容を書いていきたいなと思います。 ・物語をまだ一度も書いたこ...
ごあいさつ
ブログ開始のほど。
こんにちは、海月です。 普段から行っている、物語の作り方について調べて実践していることを のんべんだらりと報告するようなブログが欲しくて、こんなものを作ってしまいました。 初めましても兼ねて、自己紹介をさせてください。 戯曲・脚本の知識をベースに、役者の知識やシステム...